GAMEFACE来日まであと二ヶ月!ボーカル/ギターのJeff Caudillに直撃インタビュー!

来日もあと二ヶ月に迫り、非常に楽しみではありますが、海外のバンドを招聘するのは初なので、色んなことが頭を駆け巡り、毎日、ドキドキしています(彼らは下ネタどこまでOKなんだろうかとかくだないことから、ベジタリアンのメンバーがいるからどこのお店に連れていこうか、宿は気に入ってくれるかななどなど)。40歳にもなって新しいことを始めるのは非常に楽しいのですが、正直、怖くないといったら嘘になる。しかし、なんとしてでも成功させ、最高の体験を皆んな(GAMEFACE、お客さん、我々ホスト)でしたいと思っています。そんな中、来日、直前インタビューを中心人物のJeff Caudillに行いました。是非!

GAMEFACEの2018年2月のJAPANツアーの詳細、チケットについてはこちらから

interview by Yoshinobu Yada
translation by Makoto Sawada

English Version of interview

Jeff、こんにちは!今回の日本ツアーのオーガナイズをするLIVEAGEの矢田です。
まず最初に、日本に来ることを決めてくれて本当にありがとうございます!
では、インタビューをはじめます。過去から遡って色々きかせてくださいね。

— 最初のデビュー7インチはNemesis Recordsからでしたよね。InstedやVisionをリリースしているハードコア的なレーベルだと思うのですが、どうやって契約に至ったのでしょうか?

そうだね。でもNemesis Recordsはハードコア・レーベルとして有名だけど、ハードコアバンド以外の多様なバンドの取り扱いもあったんだ。Gamefaceが入る少し前、Nemesis Recordsからは俺お気に入りのインディー・ロックやメロディックパンクのレコードがリリースされていてPitchfork(Rocket From the CryptやDrive Like JehuのJohn ReisとRick Frobergがやっていたバンド)や後にSense FieldになったReason To Believeがいた。 彼らBANDの存在がGamefaceをNemesis Recordsに引き寄せたんだ。このレーベルと関り合いを持つことになった経緯は面白いんだよ。Nemesis Recordsのオーナー、Frank Harrison、が地元のレコード店で働いていたんだ。Gamefaceはちょうどデモカセットのレコーディングを終え、そのレコード店に売りに行ったんだ。数週間後、Frankから電話があってテープはすべて売り切れたから俺のレーベルから7 inchを出さないか?って。最初は冗談と思ったし、Nemesis Recordsがpop/rock bandを出すなんて思ってもいなかったけど彼はとてもGamefaceを気に入ってくれたようなんだ。Nemesis Recordsの枠内に完璧にはまっていたわけじゃないけどNemesis RecordsにいることでGamefaceはPunk/Hardcore sceneに参入出来たし、非常にいい決断だったと思ってる。全員がGamefaceを好きになってくれたわけじゃないけど、最初の7 inchのおかげで最適な場所を見つけたし、受け入れてくれるファンを見つけた。

— そのジャケット裏に書かれた”Orange County Power Pop”とはどういうニュアンスなのでしょうか。POP PUNKよりもPOWER POPという意識があったのでしょうか?

とてもいい質問だね。事実、音楽のジャンルとしてPop punkとPower popの差はとても微妙なとことろだね。GamefaceはPop punkのシーンから来たけども、元の影響は違うところから来ている。俺たちはパンクバンドだ、と自称していたことは無いんだ。もちろんBad Religion, Descendents, Hüsker DüなどのグレートなPop punkバンドは大好きだけどGamefaceの音楽を形づけたのはRockとPower Popなんだ。Tom Petty, Generation X, Cheap Trick, The Alarm, Green Day, The Plimsouls, Goo Goo Dolls, Gin Blossoms そして Candyというバンド。初期にこのバンドの「Whatever Happened To Fun」という歌をカバーもしていた。

— その当時、仲の良かったバンドやよく対バンしていたバンドを教えてください。また、当時のオレンジカウンティーのシーンはどうでしたか?

90年代初期のオレンジ・カウンティー・シーンは多様でとても素晴らしかったよ。幸運なことに色々なスタイルのバンドと沢山共演することが出来た。パンク、ポップ、ハードコア、スカ、ロック、これらジャンルのバンドと対バンした。No DoubtやReel Big FishやSublimeと一緒にプレーしたし、The Offspring, PennywiseやFace To Faceとも一緒にプレーしたよ。一番多くプレーしたのはオレンジ・カウンティーのバンドでFarsideだね。彼らとは非常にいい交友関係にあったよ。彼らも同じようにPunk/hardcoreシーンに入ってきたけど彼らもメロディック・ロックをプレーしていたんだ。当時もものすごくいいバンドだったし、今日の今でも俺のお気に入りバンドの一つだよ。

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