MIRRORキモトのいつだって生涯原液 ~ コイめ・オオめ・カタさはフツーで ~ vol6

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その後、番組は進行していき、とある夫婦があるカウンセリング相談所へ出向くシーンになる。この夫婦も、一見は仲良さそうに見えるのだが、夫婦間での喧嘩・言い争いが多く、どうにかならないものかと訪ねてきた様子。

そこで、カウンセラー(男なのよ、これが)が色々聞き取る。そして尋ねる、例えば、アレコレこんなことがあってですね、それで、奥様はそのことでとても怒ってらっしゃる、そのとき、ご主人はなんて声をかけてあげるのが正解だと思いますか?と。

夫は考え込む。考え込んで、何も正解を導き出せない。恐らくソレは見当ハズレなワードを出して「ハァ?全然わかってないよね?だからテメーはクソなんだよ!分かってるような顔してドヤ顔で見当ちがいなこと言ってきて、ソレがホントにムカつくんだよ!だからテメーは便器に浮かぶクソの中の未消化のコーン以下の存在なんだよ!シゴトシゴト言ってるわりには少ねぇ給料しか持ってこねぇクセに偉そうにしてんじゃねぇよ、このポンコツATM!!」と返されることを考えると精一杯のダンマリが今出来る最大の防御。ポンコツカテナチオ。

そんな心理推察を勝手にしながら、このカウンセリングおじさんは何て言うのだろうと待ち構える小生。

すると、テレビの向こう側のおじさんがこう言ったのです。

「つらかったよね、と言ってあげて下さい」と。

もう一度言います。

「つらかったよね」と言うのが正解。

ボキと嫁、それを見てポカーン&失笑。つらかったよねって、ソレ、そうさせてるのは旦那オメーじゃねぇか、という冷静な分析。
しかし、テレビの中に映る奥様におじさんは真顔で「奥様、(つらかったよねと言われてみて)どうですか?」と尋ねると奥様は「・・・ああ・・・ええ・・・(コクリ)」と頷き何か心のモヤが晴れたご様子、ソレにも嘘でしょ?!とツッコんでいた俺。飛び道具でも仕込まれてておじさんがスイッチ押してんじゃないの?と疑いたくなるコクリ感。世田谷の妻シリーズで何度も見たことのあるコクリ感
カウンセリングおじさんは、そのあと更に続ける。
男性(夫)は、妻が何かについて文句を言っている、それについての解決策は何か?という考えになって、まず相手の言いたいことや何がどうしてそんなに怒っているのかを知りたがり、理解しようとして、その対策を考えようとする。だから、じゃあどうすればいい?こうすればいいのか?ああすればいいのか?そうすればいいのか?という意見ばかり出そうとする。
ただ、女性(妻)が求めているのはそんなことではなくて、“情緒”の部分が大事なんです、と。
だから、「そんな風になってしまっているこの現状、それはつらかったよね」と声をかけてあげることが大事なんです、と。

まぁ、ソレを聞いての俺の率直な意見。

全然歌詞ワカンネ系今何代目JSB。ていうか、そもそも情緒って何?情緒の意味をコレって答えられない俺の知能にそもそも難アリ。
なので、『情緒 意味』でググってみたところ

【情緒】:事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気。

とある。非常に微妙。アンニュイみたいな感じ?特殊なイキフン?縄酔い?妻にも、オマエの情緒って何?と聞いても「は?よくわかんないし」との回答。ワケワカメ。

結局、番組はそのままエンディングへと流れ、ボキと妻も「なんだかなぁ~」by阿藤快という、もはやラーゲチェンジの摩擦でイッてしまった後のような、なんとも言えない空気感で終了。

番組も見終わったのでとりあえずデリート。グッバイ。

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