FORESEENが影響を受けたバンド達
Agnostic Front, Razor(※⑩), Carnivore(※⑪), Slayer(※⑫),,Whiplash(※⑬), Cro-Mags, Sacrilege(※⑭), & Crumbsuckers(※⑮),. Heavy Metal & Punk.
と公言されてますね。なるほど!!ここ最近のモダンなクロスオーバーバンド(Powertrip等)は不思議とUKメタルクラストSaclilegeの影響を受けていて、ネットが発展して世界の音楽が細かいサブジャンル関係なくハードコアとして繋がっているんだなと感じます。先に紹介したバンドは省略してその他を紹介していきますね。
⑩Razor – Evil Invaders (Full Album)
カナディアン、スラッシュ/スピードメタルレジェンド。来日もしましたよね!85年に二枚アルバムを出していてこちらは名盤セカンド!飽くまでヘヴィメタルでありながらハードコアに負けない激しさを保つ本作。FORESEENの異常なまでのギターの刻みへの影響大!前述のRANGERにも大きな影響を感じます。
⑪CARNIVORE – RETALIATION
それまではパワーメタル寄りのスラッシュメタルでしたが、NYHCシーンとの交流によりハードコア度を一気に増した2ndアルバム!超不快なゲロ音から洪水のようなドラム、強烈な咆哮から一気に爆走!ただ走るだけではなく、ブレイクダウンパートでBLACK SABBATHなドウーミーパートまで。NEUROSISの1st、COCのTECHNOCRACYと共に必聴!
⑫SLAYER – UNDISTUPID ATTIUTUDE
ハードコアサイドからのクロスオーバーバンドの大半はSLAYERのすさまじい速さとリフを取り入れたかったのだと思います。ただ、SLAYERはハードコアに影響を受けてあのサウンドになったという矛盾も。そして、本作はSLAYERがハードコアをカバーしまくったクロスオーバー目線での重要作!
VERBAL ABUSE,DRI,SUICIDAL TENDENCIES,GBH,MINOR THREAT,DR KNOW,TSOL
等々!80’s USHCをこれきっかけに探ってみては?
⑬WHIPLASH – POWER AND PAIN
純粋なスラッシュメタルでありながらNYHCシーンとの交流が激しく、こちらのアルバムジャケットもなんとSean Taggart氏によるもの。ハードコア顔負けのアグレッション、バンド名の通りMETALLICAの影響もありながらそこから激しさだけを抽出したようなサウンドはハードコアキッズも聴くべし。コーラスにはNYHC著名人達も!
⑭Sacrilege- Behind The Realms Of Madness (FULL LP)
80年代イギリスのクラストシーンはCONCRETE SOX等を筆頭にメタル化が進み、このバンドもその流れを汲みます。ただし、速さに重点を置かない飽くまでミッドテンポを主体とし邪悪なスラッシュリフと女性ボーカルが乗るこのサウンドは後のメタルクラストにも大きな影響を与えただけでなく、2010年代になりモダンなクロスオーバーバンド達にも再評価をされています。
⑮CRUMBSUCKERS – LIFE OF DREAMS
ハードコアバンドとしてスタートするもメタルギタリスト(1人はギター教室の先生)を加え、一気にメタル化!!暴走するハードコアパンクにメタルギターを詰め込み、後のストンプコアにも通じる跳ねるブレイクダウンがとにかく最高!ドラムは当時16歳だったらしく、バタバタしていますが、それが良い味を出してます。2ndではメンバーチェンジし普通のスラッシュメタルになり解散。一部のメンバーがPRO-PAINとして活動継続中。