板垣周平のYUBISUCKERDIARY 3月

板垣周平
3/1
仕事後、上田東宝にて「ララランド」観る。いくらなんでもこれは…そもそもミュージカルですらない。陰惨な気分で帰路。
3/2
帰り道、ラジオから熱い演奏が聞こえて来たので覚えたてのSiriで検索。キャロル・キングの「music」という曲であった。収録されているアルバムをアマゾンにて購入。
3/3
仕事後、東京へ。下北沢のスタジオに機材を搬入後、別宅へ。
3/4
表参道へ。妻のウェディングドレス選び。強烈な店員さんに衝撃を受ける。こだわりというのは人を狂わせもするが、輝かせもする。即決し、お買い上げ。雑貨屋で動物の刺繍が散りばめられた可愛いポーチを見つけ購入。渋谷「千」にて晩酌。
3/5
吉祥寺へ。式場の打ち合わせ。使わない会場の試食までついてきて申し訳ない気分だが、ガッツリ食べ、成約し、長野へ戻る。
3/6
仕事がなかなかクル展開になってきた。「人間という字は人の間と書く。したがって社会は人との関係がなんちゃら…」とか金八先生も言っていた気がするが、人と人との利害の間に常に板挟みになっているとも言える。突き詰めれば、先進国で息をしているだけで発展途上国の誰かを緩やかに殺しているとの変わらない……そのような事を考えながらも目の前の事に追われ、無力なまま年を重ねて行くのであろう。
3/7
花粉をカンジはじめる。
3/8
職場にヤバイ噂が広がりはじめ、脇汗が止まらない事態に…
3/9
「クーリンチェ少年殺人事件」を観に行くと決めたが、休憩なしとの事で尿意の心配が発生。「EUREKA」を劇場で観た時の膀胱トラウマ(内容は傑作)が蘇る。
3/10
仕事後、地上波で「塔の上のラプンツェル」がやっていたので、観る。吹き替えだったが当然の大傑作。見終えたあと、妻が俺に向かって「ラプンツェル~♪髪をおろして~♪」と偽母の真似をしきりにする。俺が薄毛になってきた事に当てつけているのである。
3/11
久しぶりに部屋を掃除する。東御市「わざわざ」にてパンと靴を購入。久しぶりに「ゆいや」にてラーメン。最強の旨さ。
3/12
DVDにて「AKIRA」。小学5年から、毎年「青葉ボウル」内のレンタルビデオ店にてレンタルし数十回観て来たこの作品、そうとう久しぶりに観たが、とにかく展開が早くてビビると共に少し寝てしまった。しかし、楽しい。ストーリーに関係ない(?)部分にも無駄に力が入っている作品はそれだけで贅沢だし素敵。「スマート」って言葉が定着してからは表現の省力化傾向が進んでいるようですが、無駄な部分に注力していない表現なんて全て最低だと言い切りたい気分。
3/13
DVDにて大関さんに以前お勧めされた「ブルックリン」。ダルデンヌ兄弟とフェイク・ドキュメンタリーの影響か「カメラが揺れる」作品が本当に増えて何となく序盤から落ち着かない気持ちだったが、主演(グランドブタペスト・ホテルにも出てたね!)の魅力で駆け抜ける作品。
3/14
「タンナー兄弟姉妹」読了。本当にとんでもない作品。主役(?)のジーモンが仕事を辞めるたびに爆笑してしまうので後半は部屋以外では読めなかった…果てることなく続くモノローグがドフトエフスキーとレオス・カラックス(特にボイミ)を繋ぐ欠落を埋めてくれたような気分。作品集全て買うと心に決める。
3/15
仕事後、DVDにて「キャロル」。誰かの肩に誰かがそっと手を置くだけでドラマが始まる…戦慄の傑作。これこそが映画でしょう…転勤で忙しいとか言い訳をして劇場に駆けつけなかった去年の自分を恨む。
3/16
蛯名さんから「トーキングヘッズ好き?」っていうメールがきて和む。メールリレーを少しだけする。
3/17
仕事後、東京へ。上里SAにも3連休の気配が漂う。別宅へ。
3/18
新宿武蔵野館にて「クーリンチェ少年殺人事件」。満席。20才の頃、渋谷TSUTAYAで借りたVHSで観た時とは当然ながら別体験。観る前は「こんな傑作を2017年の自分が観る必要などあるのか。もっと下らない映画を無造作に沢山観るべきなのでは」という名状しがたい気分が漂っていたが、とにかく観れてよかった。貧乏性も時には役に立つ。じわじわと大感動。トオルと合流し、「清龍」にて飲む。
3/19
きのうユニオンで買ったフィーリーズの新作(!)とシンズの新作を車中で聞きながら新所沢へ。髪を切ったあと、渋谷へ。「アメリカンスリープオーバー」を観て(さいこう!)文化村の裏を散歩し、帰宅。久しぶりに終日誰とも喋らずに過ごした。
3/20
妻を吉祥寺でピックし、西荻「ムーハン」にて昼食を取り、上田へ。「びんぐし湯さん館」に行き、帰宅。
3/21
季節の変わり目に発症する三半規管の狂い。体調絶不調。めまいのまま一日が終わる。
3/22
DVDにて「マジック・マイク」。ソダ―バーグに関しては無視を貫いてきたが、これは何とも言えない素晴らしさ。元気をもらう。
3/23
仕事後、飲み会があった。ノーコメント。
3/24
仕事が遅くなったのではじめて「ニュータンタンメン本舗」に行ったら、うらぶれた人々の巣窟と化していて益々陰惨な気分に。
3/25
初のプレゼン当日。「めざましテレビ」の占いで「獅子座のあなたは、慣れない事をやると失敗する可能性大!」と言われ朝から最悪の気分に。結果、占いは外れた。無事に終わり安堵。
3/26
朝から雪。長野へ。東急では欲しいものが見つからなかった。ネットの情報に踊らされた自身を恨む。帰宅後、DVDにて「キャビン」。計算されつくしたカタルシスを大いに味わう。ギリギリ存在論うんぬんに踏み込まないバランス感覚が素晴らしい。かなり最高。
3/27
遅くに帰宅。月曜から疲れ果てる。
3/28
仕事後、DVDにて「キャリー」。本当に何度観ても全てが完璧で最高。リメイクはまだ観てないが…
3/29
年度末の監査前日。疲労がMAXに。
3/30
会計監査棚卸当日。なんとか無事に終わり安堵。
3/31
仕事後、「マサラキッチン」にてカレー。三半規管の不調と動悸を抱えながらも何とか今月も終わった。