ilill(kubiak)活動休止ライブ “OUR YEAR WITH ILILL” with Asthenia

3. ilill
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最後に今回の主役のilill。1年ちょっとという活動期間で海外ツアーバンドのサポートから自身もニュージーランドへ遠征ツアー、cutthetensionが招聘したShirokuma、i hate sexと共に国内ツアーを回るなどここ最近の日本のバンドではありえないぐらいのバイタリティで駆け抜けてきたまさに90年代の激情ハードコアを体現するような希少なバンド。
俺も大好きだったlevel plane、ebullitionのバンドも作品こそ多く出してるけど2,3年で活動を終えている短命のバンドが多いもんな。

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このバンドもkubiakと同様沸騰直前で焦らしてくるようなタイプのバンドなんだけど今日は日本で見れる最後になるかもしれない日だったこともあり途中からスタジオの中は完全に沸騰しきってしまっていた。
時折ベースアンプ、ベース自体のトラブルもあって演奏は止まってしまっていたけどそんなことは無かったようにマイクの奪い合いにシンガロング!演者も客も関係なく全員の血が沸騰してるんじゃないかってくらいみな全力でilillの放つ音と一体化している。
33歳を過ぎたこの歳で昔スタジオライブで見てとても感動したような光景がまた見れるんだなーとしみじみ思って凄く熱い気持ちが蘇った。

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最後にilillの中でおそらく代表曲とも言えるんじゃないかと思う「intro」を演奏して会場は最高潮に盛り上る。
以下の映像は別日のものですが少しでも雰囲気を体感してもらいたの載せておきます。

俺もこのライブで4回目位だったんだけど最後の最後で曲の良さをこれでもかという程体感出来たライブだった。見ていた人たちがほんともういい顔していて爽快感に溢れていた。
このまま見ること、新しい曲を聴くことが出来なきなるのはあまりにも惜しいのでインターネットバンドでも良いので活動の継続を延命する術があるならそれを心から望んでしまうな。

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