20年目にして、次なる境地へ。暗闇の先にたどり着いたMONOの新しい姿に迫る。

――今回レコーディングで導入したストリングス等、メンバー以外の編成について教えてください。

Goto「今回はヴァイオリンが1stと2ndで3人ずつ、それとCelloが4人の、合計10人のプレイヤーに演奏してもらった。もう15年以上付き合いのある、これまで何枚もアルバムを共に作ってきた、信頼できるシカゴの仲間たちだよ」

――アルバムリリース直後の1月27日から、日本ツアーが始まります。全国6箇所、しかも東京以外ではDahmさんのお披露目でもありますよね。どんなツアーになりそうですか?

Goto「今回、日本で初めてのワンマンツアーをやるんだ。今年は20周年というのもあって、この機会に自分たちの生まれ育った故郷や、ゆかりのある場所で演奏したいと思って。どんな感じになるのか想像もできないけど、色んな意味で忘れられない、素敵なツアーになると思う」

――2019年の活動予定を、言える範囲で教えてください。MONOだけでなく、またソロ活動をする等の構想はありますか?

Goto「アルバムをリリースしてからは、かなり忙しくなる。バンド結成20周年を祝って、特別なライヴやツアーもやる予定だしね。現時点で10ヶ月間のワールドツアーが決まっているし、新しいアルバムはライヴ向きに作った曲がたくさんだから、演奏するのがとても楽しみなんだ。2019年はバンドにとって最高の年になる気がする。まずは1月からの日本ツアーで、みんなに会えるのをとても楽しみにしています。いつもサポート、本当にありがとう!」

<アルバム情報>

MONO『Nowhere Now Here』
Temporary Residence Ltd. / Pelagic Records
01. God Bless
02. After You Comes the Flood
03. Breathe
04. Nowhere, Now Here
05. Far and Further
06. Sorrow
07. Parting
08. Meet Us Where the Night Ends
09. Funeral Song
10. Vanishing, Vanishing Maybe
Order Digital:www.smarturl.it/mono-nnh

<レビュー>
現代のポストロックの雛形を築き上げたMONOが、まさか20周年にしてイノベーションを起こすとは予想外だった。この10枚目となるアルバムでは、クラシック由来の繊細さとロックの衝動的な破壊力を、じっくりと編みこませたお家芸的なスタイルはそのままに、今回は曲をよりコンパクトにすることで、情報量を凝縮。新に導入されたヴォーカルやエレクトロニクスも、デリケートなサウンドをさらに盛りたてており、バンドがアイデンティティを崩さないまま、新しい段階に到達したことを示している。世界中にあふれる「ポストロック」フォロワーを遠く置き去りにし、「格の違い」を感じさせるアルバムだ。

<MONO Japan Tour 2019>
1月27日 (日) 東京・LIQUIDROOM
1月29日 (火) 大阪・梅田Shangri-La
3月16日 (土) 福岡・西小倉WOW
3月19日 (火) 広島・広島CLUB QUATTRO
3月22日 (金) 島根・出雲APOLLO
3月24日 (日) 山口・周南LIVE rise

前売::¥4,000 / 当日:¥4,500
※ドリンク代別 All Standing

ぴあ:https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11023621
ローチケ:https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=384943#_ga=2.117318726.1920536865.1547558241-1402495854.1474220750
イープラス:http://smarturl.it/mono-jpn19-eplus
Tickets for English speakers:http://w.pia.jp/a/mono-eng/

<各種リンク>
Official Web:https://www.monoofjapan.com/ja/
Twitter:https://twitter.com/monoofjapan
Facebook:https://www.facebook.com/monoofjapan
Instagram:https://www.instagram.com/monoofjapan/

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