エモくなってしまって大変申し訳。
結局、何が言いたいかというとですね、読んで分かるように、僕はずっと本当にプロ志向的に冴えないイカ男だったんですよね。運動もフツウ・対人関係もフツウないしフツウ以下・異性交友関係なんてもってのほか・他人より秀でている要素なんか何ひとつない・居ても居なくても別に周囲に何の影響もない存在で過ごしてきた１８年間。ティッシュは大体トモダチ。
でも、大学生になって、毎日ギター練習して（多分１日27時間以上弾いてたネ）、ライブハウスやスタジオライブに通うようになって、俺もオリジナルのバンドを組むぞと意気込み始めた大学生活ラストの年。
そこで、音楽雑誌（某DOLL）のメンバー募集欄でメン募を出していた現ATATAのナイスガイベーシストことマサシと出会い意気投合（初めて彼の携帯に電話した時のドキドキ忘れないバイミー）、オリジナル曲のバンド活動を始めることになる。彼のおかげ（性格・コミュニケーション力・センス）で初めて組んだバンドにしては自分にとっては充分過ぎるほどのバンド活動が出来ることとなる。
そして、少ない方々からではあるけれど、自分達の作った曲が好き・カッコイイ・ギター凄いっすね、という評価の声を頂けることもあった俺の人生初のオリジナルバンド。あのバンドが無ければ今はない。

本当に、本当に嬉しかったです。（でも、当時は履き違えたパンク・ハードコア・男気感強めで、素直に言えなかったこの想い）

自分では、普通に生きてきて、普通に成長していたつもりだったのに、気付けば、パッとしないティッシュ男子になっていて、俺って何か他人に勝たずとも、胸をはって「○○が得意！○○だけは絶対に俺の軸！」って言えるものが何ひとつ無いなぁと思っていたモヤモヤを吹き飛ばしてくれたわけで。

他人様の評価なんてどうだってイイ、ていう意見てなんかカッコイイみたいなイキフンあるのも分かります。でも、僕は、自分が自信もって創り出したモノに対して好評価・賛辞を頂ける事はとても嬉しいし、自分自身への励みになる。だけど、好評価もらうために創ってるワケでもなくて、でも、せっかく創り出したものなら“良い”て言われたいよね、という曖昧・不器用感強い想い。メンドクサイヤツ。

それを体験できることっていうのは世の中には他にも色々あるのだろうけど、僕にはバンドというものしかなくて、その体験を日々求め続けているから、イイ歳した今でも辞められずにいる。僕が僕であるためにbyリッチ尾崎。
見ず知らずの他人様が自分達の音を聴いてくれたり、ライブ見に来てくれたり、カッコヨカッタデス！と言って頂けることそのものが“今の自分”を創ってくれたと言ってもNot過言。
海外からわざわざ「MIRROR、マジでアメイジング、だから、ユー達、アメリカにツアーしに来ちゃいなよ」みたいなメール来ると本当に舞い上がる想い。高校生の頃の俺よ、信じられるか？

あと、最近よく連絡頂けるのがセイガクから「今度、大学の軽音サークルでMIRRORのコピバンやることになったんですけど、ギターのチューニング教えてもらえますか？」というメールが届く。この際だから、ハッキリ言いますけどね、アータね…

とても嬉しいです、おじさん達、とても！！

LIKE「…勃った！！」byアグラ。

ええ。本当に心底嬉しいです。自分自身がそうであったように、コピバン組んで曲何やる？っていう時のキモチ＝カッコイイのやりたいよね！という思いで色々な曲を持ち寄るアノ感じ。その結果として、我々を選んでくれてありがとうという想い、アリマス。そして、昔と比べてバンドへのコンタクト方法が簡単にはなったとはいえ、少なからず、メンバーに直接連絡を取る時の緊張感てあるんじゃない？と思います。（ナイ？）そして、ソレを乗り越えて連絡してきてくれたのかなぁとか考えると、「はぁ？チューニング教えろとか簡単に言ってんじゃねぇよ、テメーの耳かっぽじって探れコラ、イージーに考えんじゃねぇゾ、コラ」とか「6弦から順にＡＢＣＤＥＦです」とか雑に言えないですよね。だから、素直にお教えしますし、コピバンの動画ＵＲＬを教えてくれるとメンバー皆で見ています。分からないフレーズあるので直接教えて下さい！なんて言われたら喜んで教えに行っちゃいますよ、ボキ！（※対象：女子学生最優先且つ独居者尚可）

余談ですが、私と福山が所属していた軽音楽サークルの現役セイガクがコピーしていたインストバンドはLITEとrega。ドントニードMIRROR。とりあえず、LITEに八つ当たり確定。

たかが、バンド。でも、自分にとって、それまでの自分にない鮮やかな彩りを与えてくれたのがバンド。バンド由来成分の異性とアレしたことはないけれど。もう、そんなことはどうでもいい（やや嘘）