小さな子供連れでも気疲れすることなく参加できると評判の“家族”をテーマにしたフェス”ハズミズム”にインタビューを敢行!

ハズミズム

ああ、夏も終わっちまったなぁ。。。今年も南国の水着ギャルとまったりする夢の夏は来なかった。
奮発して家族で八丈島にいって初日に岩で足を滑らせて、息子を岩と自分(80kg)でサンドイッチにして血の気が引いたな〜(汗)。。
もっと家族で遊びたいよなぁ。家族で音楽フェスとか行けたら最高だよなぁ。息子に音楽の素晴らしさを伝えれたらなぁ。でもそんな子供大歓迎なフェスなかなかないし、第一、妻は私の周辺のハードコア/PUNKの音楽はウルサイから嫌いだし。。。こまったな。
てな時にですよ。自分の普段働いているオフィスの隣の席に、そういったフェスを主催している男がいるではありませんか!
彼(橋本さん)とは私の入社初日に”ENVY”の話でもりあがり、90年代後期にやれQUICKSANDを観にいっただ〜、VISON OF DISORDERを観にいっただ〜、NUMBはヤバかっただ〜。とそんな話を毎日しているのです。その彼(彼は個人事業主であり、個人でも仕事をしている)がなんと「小さな子供連れでも気疲れすることなく参加できると評判の“家族”をテーマにしたフェス”ハズミズム”」を9月に開催するというではありませんか!「こんな近くにフェスみ〜っけ!」ということで実行委員の橋本和良氏にインタビューを敢行!”ハズミズム”5回目となる今年は、初の2days開催を行うらしい!

Interview by Yoshinobu Yada(LIVEAGE)

―― 「おとなもこどももハズむ音楽フェスティバル」と謳われていますが、なぜそのようなコンセプトにされたのでしょうか?

橋本:立ち上げ時のメンバーは私と代表の豊島吾一くん、それと京都で子供服のお店を営む友人夫婦の4人だったのですが、4人共子育て真っ最中で、なかなかフェスに行く時間がなかったんです。当時、朝霧JAMに幼い娘を連れて参加したことがあるのですが、演奏中に子供が泣き出した時には、人目を避けて遠い場所へ移動したり、夜帯は子供を寝かしつけなければならないので、お目当てのアーティストを見ることなく宿泊テントへ退散…といった、少々ビターな経験をしまして。周囲の友人にその話をしたら、同じような理由でフェスやライブにハードルの高さを感じている人が多かったので、『子育て中のお母さんやお父さんも気疲れするすることなく参加できるフェスが少ないなら、自分たちで作ってみない?』というアグレッシブなテンションになりまして(笑)。やるからには“子育て”という、とても大事な仕事をしている世代がもっと気を遣わずに音楽を楽しめる場所を目指し、そこでは“最幸の音楽”がなっているべきだ…という意思確認をし、それなりのバジェット(自費)も突っ込んで立ち上げました(笑)。個人的な話で恐縮ですが、そういったおもいきりのいい決断を下せたのは、90年代にどっぷり浸かったハードコアシーンからの影響が大きいです。いわゆる“DIY精神”ってやつです。20歳前後の頃に自主企画とかやっていた経験が15年の時を経て、ようやく活きた感じですね(笑)

ハズミズム

(※昨年の一コマ。ステージ中央は今年も出演する鎮座DOPENESS)

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