1. Homecomings
この日はyuckと京都のHomecomingsのツーマン対決。
結構前から名前は聞いてたような気がしてたけど結成は2012年と新しいバンドだったんですね。
調べてみるとフジロックを筆頭に結構大きいフェスに色々と出演してるなどオーバーグラウンドな活動をしている模様。
メンバー編成も男の中に1人だけ女性がいるyuckとは真逆でリードギター1人男性で他3人は女性という珍しい編成だった。
全く予備知識無しでライブを見たけど2000年代最初の頃のlast days of aprilの切ないキラキラ感に空気公団のような優しい日常の雰囲気を感じられる楽曲。
曲の振り幅はそこまで大きい感じはしないんだけどそれぞれ個性的で良い曲が多かった。とても気に入ったので家に帰ってからアルバムを聴き漁る。
「PERFECT SOUNDS FOREVER」と「HURTS」って曲がとても良かった。
曲の間奏に入るときに毎回ニコッとはにかむような笑顔が見れてそれも含めて凄く多幸感に溢れる演奏でとても満足。11曲ほどやって終了。
2. YUCK
そしてyuck。初っ端から最新アルバムのキラーチューン「cannonball」からのスタート。もうこの瞬間で不安は消え去って俺が見たかったyuckが見れるんだ!と確信。
Homecomingsのメンバーも中学生の頃からyuckを聞いていたらしくMCでセットリストがやばいと話していたのでこの先に1stの名曲をたくさんやるんだろうなと期待が高まる。
メインボーカルのダニエルが抜けた後はマックスが代わりににメインをとるようになっていたけど良い声だったし全く違和感なく聴ける。
そして6曲目に待望の「Get Away」!おそらくこの日一番の盛り上がりがあったと思う。俺も我を忘れて拳を振り上げていた。
「The Wall」ではダニエルパートをマリコさんが歌っていたんだけどむしろこっちの方がはまってたんじゃないかな。この編成で再録してほしい。
全体的に1stの曲も多めだったのでマックスはリードギターと歌の両方を掛け持ってる印象が強かった。大忙し。
1stの名曲「Operation」を演奏してメンバーは退場。この曲はほんと聞いてて胸がキュンキュンするギターリフだ。
もちろんアンコールが起こり、いきなりマリコさんの日本語ボーカルの曲で始まる。
そういやこの人日本人だったんだなと思い出す。風貌とか引き方とかが非常にクールでほんと格好良いベース弾く人だったな。
後日調べて知ったけどはっぴいえんどの「夏なんです」のカバーだったよう。
アンコールラストも1stの名曲「Georgia」でエンド。昔からyuckを好きだった人もダニエルの幻影を追いかけていた俺のようなファンもみんなそんなものは振り切れて楽しめたライブなんじゃないかなと思う。
まだ3rdを出したばっかりだけど4thアルバムはさらに突き進んで1stを完全に払拭した作品になってくれることをめちゃくちゃ期待している。
ところでドラムのジョニーの風貌が映像やアー写と明らかに違う感じがしたんだけどあれはただ痩せただけ?
もしくはヘルプで別の人がツアーに来てたのだろうか?真相知ってる方がいればこそっと教えてください。
01. Cannonball
02. Hearts in Motion
03. Holing Out
04. Lose My Breath
05. Get Away
06. As I Walk Away
07. Middle Sea
08. Rebirth
09. The Wall
10. Hold Me Closer
11. Memorial Fields
12. I’m OK
13. Operation
:::Encore:::
14. Natsu Nandesu (はっぴいえんどcover)
15. Yr Face
16. Georgia