フロントマン脱退の窮地を乗り越えれるか?5年ぶりの来日!Yuck Japan Tour 2016 final!

text & Photo by Takumi Shouji
place 渋谷 TSUTAYA O-nest
day 2016/09/30(fri)

yuckは2009年にイングランド、ロンドンでCajun Dance Partyのフロントマンだったダニエル・ブルンバーグとベースのマックス・ブルームの2人を中心に結成されたオルタナティブロックバンド。他に日本人ベーシストのドイ・マリコ、ドラムにアフロでヒゲが特徴的なジョニー・ロゴフの4人編成。マックスはこのバンドではギターにシフトしての参加。

俺がこのバンドを知ったのは2012年の最後の方だったのかな。友達と「京都のbedみたいなバンドをやろう」とスタジオに入ってときにオススメされてちゃんと聞くようになった。なんとなくMVとかは見た事はあったけどちゃんと意識して聞いてなかったのでそんなに注目はしていなかったんだけど「Get Away」を聞いた瞬間もう虜になってしまった。

メンバーに日本人がいるというのも有名なバンドではStatic-Xのフクダ・コーイチ、Feederのヒロセ・タカ以来だったので一層興味を惹かれてyoutubeでMVをほぼ全部見て回っていた。

そんな感じで格好いいしライブ見たいな〜!と思っていた直後フロントマンのダニエル・ブルンバーグ脱退のニュースが。。。
当時はマジで嘘だろ!?と思ったしもう解散なのかとも思ったけど新メンバーのエド・ヘイズを迎え新作を発表するとの噂が。
そして2ndの「Glow & Behold」の発売。まー悪くはないし今はいいアルバムだなと思えるんだけど1stの曲が至極キャッチーでインパクトが強かっただけにどうも好きになれずにyuck自体あまり聞かなくなる。

時が経って2016年、yuck来日のニュースがあったので今どんな感じなのかapple musicで調べたところ年初に3rd「Stranger Things」というアルバムを出してたので直ぐに視聴してみた。
1stほどのキャッチーさは感じれなかったけどギターフレーズや歌の感じが俺が格好良いと思った頃の感じに近くなっていてこれはライブを見なければと思い立った。2曲目の「cannonball」とかは今聞くとマジで初期の雰囲気があって最高。

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