THINK ABOUT FUTURE vol.3

次のバンドはNAVEL。前回でもライブレポさせてもらっているので、また同じようにレポをするのもなぁ…と思案しながらいつもながらの熱のこもったNAVELのライブを観る。
この日は特にタクミさんのドラムがキレッキレッでまるでSLAYERかTERRORIZERかといわんばかりの高速フィルインを事も無げにキメていく。そうだライブレポじゃなくてタクミさんオススメのご飯屋さん紹介にしようか?(タクミさんはかなりの食通、若かりし頃はいろんなお店に連れて行ってもらいました。またお願いします!)
と思い付いたりしているとトミさんがMCでGAMEFACEの長い活動への賛辞を話している時に91年ごろはまだ長髪で…という言葉を聞いた時に長い間トミさんに聞いてみたかった事を思い出しその事についてメールでミニインタビューしてみました!!

–ライブのMCで91年の話が出ました。
以前からNAVEL結成前はデスメタルバンドをやっていたと聞いてました。
その頃の話を聞かせてください。VOIDDに在籍していたんですか?

はい、18歳頃に初期のVOIDDでギターを弾いていました。
SABBAT, MULTIPLEX, SATANIC HELL SLAUGHTER, GIBBEDとよく対バンしてた頃で、NAVELのDs.伊藤さんとNAVEL二代目B.辻さんも当時のVOIDDメンバーです。
その三人とNAVEL初代B.奥山さんはMONGOLIAN MOSHというバンドもやっていたので、そちらがNAVELの母体となった感じがしますね。
MCで話しましたが、1991年私はもうVOIDDにいなかったかも知れません。
VOIDDを辞めて随分経ってからS.O.B/NAVEL/VOIDDというライブに出たことがあり
なかなか感慨深かったです。

–以前にお兄さんが関西でデスメタルバンドをやっていたとも聞きました。
最初はお兄さんの影響でメタルから聴き始めたということでしょうか?
その辺りの音楽遍歴もお願いします。

そうですね、歳の離れた兄がおりましたもので、幼少期兄から受けた音楽的影響は大きいです。
小学1年生の時NWOBHMムーブメントがあり兄にIRON MAIDENの1stを聴かせて貰ったのがMETAL初体験だったでしょうか。
その流れでDEEP PURPLE/BLACK SABBATHといった70’s HRを遡って好きになりましたが、田舎住まいでしたので周りの小学生が誰も聴いてないような音楽を発掘する毎日が楽しかったですね。
中高生になって、GAUZEやGISM, GASTUNKといった日本のハードコア経由でTHRASH/DEATH/GRINDに辿り着いたのかな。
その頃兄は日本のDEATH METAL創世紀に大阪で活動していたBELETHというバンドのメンバーでした。
当時はテープトレードが盛んで、世界中のDeath/Grindバンドのデモテープを兄経由で入手して聴いていました。
この辺りlate80’s~early90’sのDEATH METALは今も大好きでよく聴きます。

–そうしたデスメタルなどからメロディックにスタイルが移行したのは
どんなバンドがきっかけだったのでしょうか?
私は勝手ながらSNUFF~GUNSN WANKERSなどのUKの影響だと考えてました。
彼らの作品の中でthrash metalのような曲があったと記憶しています。

GASTUNKのファンでしたのでハードでメロディアスなスタイルは大好物でしたが、
前述の通り並行してMONGOLIAN MOSHをやっていたので、
DEATH METALから移行したという印象は個人的に余り無いんですよね。
今も昔もNAVELでそのような曲をやり続けてますし。

MONGOLIAN MOSHはNAVELのDs.伊藤さんが高校生時代からやっているバンドでメンバーは流動的、基本お遊び(伊藤さんのやりたい曲を都度カバーする感じ)でしたが
オリジナルも数曲あって遙々久留米まで行ってライブしたりと楽しかったです。
SNUFFやLEATHERFACEは勿論、SLAYER, SEPULTURA, BRUTAL TRUTH等のカバーとかやってましたね。
NINE CURVEの竹内もMONGOLIAN MOSHでギター弾いていたことがありますよ。

質問にあるUKのバンドを掘り下げるようになったきっかけとしては、NAPALM DEATH目当てに聴いた
VA/Hardcore Holocaust (87-88 Sessions) – the peel session LP でTHE STUPIDSを知ったことでしょうか。その後SNUFFでトドメですね。
DAG NASTYやHUSKER DU, DESCENDENTSといったUS Punk/HC影響下にあるイギリスのPunk/HCってのが
絶妙なブレンド具合で面白かったです。
EXIT CONDITIONやHDQ, SECT, IDENTITY, LEATHERFACE, MEGA CITY FOUR, DRIVEとかね。
当時の感覚を文字にするのは難しいのですが、
世界同時多発的に何か新しいことが始まってワクワクしている空気があったように思います。
まだレコード屋さんの棚に「Melodic」なんてインデックスが付く前の話ですね。

–最後の質問を!トミさんのデスメタル~グラインド~ハードコアのフェイバリットを
新旧問わず挙げてください!

何と難しい質問。沢山有りすぎて困りますが…原体験という意味では
DRI, DEATH, MORBID ANGEL, TERRORIZER, REPULSION, NO COMMENTあたりでしょうか。
日本のバンドだとBULLSHIT, NICE VIEW, MIND OF ASIANとか。

BULLSHITは冨山のFURAN(OverthrowやMCRのコンピに参加してます)やMOSH OF BANDITSにいた方のハードコアバンドで、
辻さん(ex.GIBBED/VOIDD/NAVEL)も一時期ベース弾いててメチャかっこよかったです。
彼等の北陸ライブの時に私もヘルプでギターに誘われていたのですが、
お断りしてしまったことを今も後悔しています。
大好きだったA1(ex.RUNNING CHICKENS/pre.GO)やBLOW ONE’S COOLもそのライブに出てたらしく。BULLSHITのリリースはデモテープとコンピ参加くらいしかないかも知れません。

最近のバンドだとBROILER, EARTH FEDERATION, COMPLETED EXPOSITIONのライブが凄かったですね。

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