そして、4曲目にいきなり”Misery”がはじまった。大合唱の会場。
私は世界一、美しい曲だと思っている。20年間の想いが溢れてくる。
めずらしく、涙がでてきてとまらなかった。
“Misery”は音源ではフェードアウトしていく曲なのだが、なんとアレンジがされており、最後に新たなヴァースが加わってさらに素敵な曲になっていた。
私は、何度もステージ上のデイヴ・パーナーに手を振った。インタビューで”Misery”への愛を告白していたので、デイヴはアイコンタクトをして私に向かってピックを投げてくれた。ピックは私の足元に落ちたが、前列の女の子がスライディングしてキャッチしていった。。。
今年発売された最新アルバムからの曲 “SUPERSONIC”もはさみつつ、往年のヒット曲を演奏していく。
そして、デイヴ・パーナーがアコギを持った。来るぞ、来るぞと会場がざわつく。
“Runaway Train”が演奏された。会場は一つになり、この名曲を皆で歌った。
最前列の女の子など、気絶しそうな勢いで盛り上がっている。
ライブの途中でデイヴ・パーナーは癌で亡くなったオリジナルベーシスト、カール・ミュラーに曲を捧げた。
カール・ミュラーの遺作となったアルバムからの”STAND UP AND BE STRONG”なども演奏された。素晴らしかった。
アンコールは二曲だったか。あっという間の1時間45分であった。
とても充実してた時間であった。
帰りに楽屋でデイヴ・パーナーを待ったが、会えなかった。
帰りの電車はSOUL ASYLAMのベスト盤(最近日本編集で出ました)を繰り返しながら帰った。
良いライブの時はいつも、こうやって、ライブの余韻に浸る。ハードコアでもなんでも。
素晴らしいライブだった。
インタビューではかなりマニアックな事まで聞いていますのでそちらも必読スタイルでおねがいします。
あと、これからSOUL ASYLUMを聞く方は日本盤のベストから入ると入りやすいと思います。ミュージックPVのDVDもついているし。