MIRRORキモトのいつだって生涯原液 ~ コイめ・オオめ・カタさはフツーで ~ vol2

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以前に言われたことがあります。(※ココからサビパートです)
幼い子供達、特に乳児は常に手がかかるし、眼が離せません。その状況をひとりで看ることの大変さは肉体的な大変さよりも“自由な時間、時間というよりも瞬間が少しもないこと”によるストレス・大変さ・不自由さのほうがツライと。目からウ・ロ・コ。
遊ぶ・好きなことをやるというファンシーなソレではなくて、空腹でも自分の好きなタイミングでご飯を食べられない・トイレに行きたくても自由に行けない・調べ物をしたくてもする自由時間すらない・何かをしたいと思っても自分だけの時間尺で自由に動けない、という不自由さ。プチ軟禁。
これを理解できずに、帰宅後に「おいおい、すげー部屋散らかってんジャン」とか言っちゃってたあの頃のジブン猛省。言葉の暴力。モラハラNotモーモーパラダイス。
ぶっちゃけ、家事・育児の一部をこれだけやったから俺はその分、好きなことやっていいっしょっていう発想に陥ってんなて思う局面ないですか?根本的な発想・理解のレズa.k.a ズレ。ToDo処理した物量・仕事量のハナシではないというハナシ。
だから、せめて、家を不在にする間には、なるべく家庭内におけるやることを少なくしておく弊社の心構え、そして、それを正当化するのではなく、そこまでしても、家を不在にすること、誠に、大変申し訳という心構え。カイジでいうところの『焼き土下座を率先して行う心構え』、ポーザーでは駄目。

そういう背景で迎える“貴重な3時間”というバンド練習時間。否応なしに集中せざるを得ない。手ぶらじゃ帰れない系。クソ高まる精神。

これはあくまで私個人の感覚・意見なんですけど、私の場合、好きなだけ好きなようにバンドに時間割いてもいいですよ、と言われてもですね、ぶっちゃけ、曲の生産力・モチベーションは変わらないですね。一言で言うと、怠けちゃう。余計に滞る。テスト前に切羽詰らないと勉強しないタイプ。多くの自由時間の中で好きなようにというより、限られた時間を最大限に有効的に使うにはクソ集中して足りない部分はガッツで補うしかないでしょ派。

普段も家族が寝静まる22時以降からコッソリと別の部屋に行ってギターを弾く日々。スタジオに入る前には、独り暮らしのもう片割れギターの家に行きネタ合わせしてソレを軽く録音してデータでメンバーに渡してスタジオ入ってアレンジ合わせをする。
スタジオ練習は月多くても2回計6時間。大体月イチ3時間。決して多くはないバンドへ割ける時間。コレをいかに大事に有効に使うかという発想。もはや、ここまでのクダリが自己啓発セミナー的になっていて危うさ感ジテル。

妻に言われたこと。
「コッチが大変な思い・不自由さを感じているなかで、例えばアナタがライブしに行って、帰ってきてから、今日のライブはイマイチの出来だったとかあまり楽しくなかったとか簡単に言われると本当にアタマくるから」

ドス利いてますね。正論オブ正論。

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