KENNY BAKER 17年ぶりのアルバム発売記念!LIVEAGE流『マル秘・楽屋トーク的』インタビュー

KENNY BAKER

1994年から活動する東京のEMOメロディックPUNKバンド”KENNY BAKER”がなんと17年ぶりに2ndアルバムをリリースした。マイペースながらも地に足をつけた活動の中で厳選された、珠玉の10曲が堪能できる素晴らしい作品になっており、JAWBREAKER、SAMIAMが好きな方なら間違いなくハマるであろうメロディック・サウンドを鳴らしている。
FOLLOW UP 9月号(DISK UNIONのフリーペーパー)にはアルバムについてやバンドのルーツ、今後への想いを語って頂いたので、
LIVEAGEでは普段の楽屋で話しているようなインタビューを試みた。(なお、ドラマーの純さん[Twolow]は当日、仕事でインタビューに参加できなかった為、メールでインタビューをしています)

Interview by Yoshinobu Yada (LIVEAGE)
Interview photo by teru toyoda (LIVEAGE)
Live photo by T. Yoill (株式会社キャンビーザライト)

―― 学さんに聞きたかったことがあるんですよ。KENNY BAKERが出たMETEO NIGHT 2014の時、いわゆるマニアックな洋楽モノ以外で「FACTとかONE OK ROCKかっこいいよ」って話をしてくれて、その後、僕は図書館でONE OK ROCK聴いてハマって、coldrainとかも聴くようになったんです。KENNY BAKERのサウンドってUSインディー臭プンプンなんですけど、真逆のいわゆるメジャー系辺も積極的に聴いてる理由ってなんですか?

斎藤学(Vo/G 以下 学):昔、Hi-STANDARDがブレイクした時「NOFXは聴くけどハイスタは聴かない」って言う人結構いたと思うんだよね。
俺も洋楽偏重でトンガってたから、割とそっち系ではあったんだけど、実際はハイスタ聴いてたし新譜出る度にチェックもしてて、かっこいいと思っていたんだよね。だから当時から「ヤベーかっこいいッ!」ってピンとくるものは何でも聴いてたのかも。

KENNY BAKER

―― なるほど。僕も教えてもらってから色々聴いたんですよ。日本のスクリーモとかメタルコア。Pay Money To My Painとかも大好きになったんですよ。今だとcoldrainがとくに歌の表現力が高いなと。

学:俺もcoldrain好き。なんかの動画で観たけど、ライブのたたずまいが完全に海外バンドと化してるよね。

―― ONE OK ROCKのベースの方がアヴリル・ラヴィーンの妹と結婚したってのもブッとびましたね。

池本幸広(Ba/Cho 以下 池):マジで?

KENNY BAKER

学:ヤフーニュースに載ってたよね(笑)
でもさっきの話、矢田君に言われて「意外とみんな偏ってるのかな〜」って思った。

―― いや〜僕らの界隈のインディー、アンダーグラウンド好きの人たちは、あんまり聴かないですよ、ワンオクとか。

学:そうなの?まぁ今時はYouTubeですぐに聴けるからMV1曲で判断しちゃいがちだよね。
逆にたくさんのバンドのことを知ってるけど深く掘り下げきれないみたいな。

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