二バンド目、CRUCIAL SECTION:
東京のスラッシュハードコアを約20年近く守り続けるバンドである。先日、PITBARで観ている。
こういったFEVERのような大箱で観るのは初めてであったが、いつも以上に凄いライブだったとおもう。
CRUCIAL SECTIONが演奏するとまさにCREWがモッシュをはじめる。そして、シンガロングの嵐だ。
同時に私にはこのハードコアバンドの鏡が良く見えた。問いかけてくる。「お前はちゃんとやってるか?」と。
ボーカルのヒロさんのスタイルはINFESTのボーカルに似ているとおもっている。低音を潰して歌うスタイルだ。
これがたまらないのだ。タフガイがこの歌い方をする。それだけで飯が三杯いけるのである。
日本語の歌詞も聴き取りやすく否応なく燃えてくる。シーンを守り続けてきたバンドの強さ。
あと、今日のライブで今年30回目のライブとMCで仰っていたが、これは凄いことである。
この現役感、どうやっても他のバンドには出せないだろう。
演奏もドラムのボトムがしっかりしており、そこに弁慶のような風貌の森田君のベースがのる。エンジン全開である。
ライブが終わってすぐ、新しい音源をゲットした。本当に素晴らしいライブだった。