‘Into the Water’ ジャケット制作秘話
ジャケットのロゴはTitle Fightのギタリストであり、ファッションブランドHappy House デザイナーのShane Moranに描いてもらいました。
Title Fightについてはもはや説明不要ですが、彼のデザインワークについて少し紹介を。
彼はPoison Thornというデザイナーネームで活躍しており、Citizen、Turnover、Candy、Abuse Of Power、Tigers Jaw、Cold Worldなど様々なバンドのアートを手がけ、ここ日本ではファッションブランド Super Shrub Supplyのロゴデザインでも知られています。彼がバンドや、ブランドのPOP UP SOTREで日本を訪れた際に彼と過ごす時間があり、僕も先日アメリカ旅行の際に彼の自宅にお世話になり、その流れで今回のロゴもお願いする運びになりました。
Shaneはとても穏やかで等身大で影あがある青年なんですが。僕にとってヒーローのような存在。モダンオルタナパンクのムーブメントを最先端で作っている1人だと思います。そんな彼にアートを担当してもらえて、自分も少しカルチャーの一部になれた気がしました。
ロゴが出来上がってからは、僕の作業へバトンタッチ。
今回のジャケットはPhotoshopなどで人工的に作ったものでなく、アナログにこだわったアートを作りたいというビジョンがありました。
まず、キンコーズでロゴをアクリル板にプリントアウト(3営業日かかります)し、それをAmazonで購入したビニールプールに水を張り、実際にロゴを沈めて撮影しました。
こうすることによってPhotoshopでは得ることのできないランダムな歪み、テクスチャーが得られると思ったのです。
実際に撮影に入ってみると誤算も多くありました。波が立ちすぎるとロゴが読めなくなってしまったり、逆に穏やかすぎるとつまらない写真になったり。かなり調整を重ねる結果となり約600枚の写真の中からベストテイクをチョイスしました。
今回撮影に関わってくれたのはカメラマンのTaio Konishi君。付き合いの長い彼だからこのプロジェクトにも根気よく付き合ってくれたんだと思っています。
真夏におっさん二人でビニールプールで水遊びという、シュール極まりない現場でしたが、バシャバシャ波を立てて奇跡の1枚を撮影。狙い通りのジャケットになりました。
今回のリリースはデジタル配信が中心ですが、フィジカルリリースを12インチレコードで行う予定になっています。現在日米それぞれにてTシャツ付きセット、レコードのみの形態で先行予約を行なっています。
今後のスケジュール
バンドの今後の予定としては、11月Modern Color(US), Absence of Mine(US)のツアーに出演、
12/15 吉祥寺WARPにてレコ発自主企画を行います。未発表のスケジュールも多くあるのでSNS、HP等々で是非チェックを。来年はツアーも行なう予定です。
11/6 幡ヶ谷 Heavy Sick
w/Modern Color(USA)、Absence of Mine(USA)、Sans Visage
11/8 大阪 Bears
w/Modern Color(USA)、Absence of Mine(USA)、WHITE SURF!、Numbernine
12/15 吉祥寺 Bears 「’Into the Water’ Release Show」
w/Firewood Project, Falls, Otus, ilska(岡山), Game Center(金沢)
今年はSamiamのツアーにも出演させていただき、LIVEAGEにはお世話になりました。気が早いですが来年もよろしくお願いいたします。
長々と駄文を書き散らかしてしまいましたが、初めての寄稿だったので、至らぬ点も多かったかもしれません。新譜、旧譜関わらず気が向いたら是非チェックを。そしてお時間があれば是非ライブに足を運んでください。
ライブハウスで会いましょう!
Hollow Suns ‘Into the Water’
12inch Record予約はこちらで受付中です⠀
Hollow Suns Merch Store⠀
http://hollowsuns.thebase.in/
その他の音源・歌詞・MVなどは下記にまとまっています
http://hollowsuns.com/links/