LIVEAGE : KAI君とか遠くに住んでいますが今後、どうなりそうですか?
ヒグさん : 年に二、三回、くらいしか今もやってないし。
 KAIどうする?って聞いたら
 「みんなと続けていきたい」って言ってくれて
 あいつセンスいいからね。聴いてるものとか服とかも。
 見た目も大事だからさ。バンドって。
KOちゃんとかも東京でライブやる時に「今ライブできるの?」って良いタイミングで声かけてくれるしね。
LIVEAGE : この歳になって僕もビジュアルって大事だなって。BROILERやってて思います。
ヒグさん : 後藤とかthe SUNの服装のまんまなんだけどね。
LIVEAGE : 最後に昨日、居酒屋で教えてくれた激情エモとユースクルーの意識の違いについて教えてください。
ヒグさん : 激情は自分での評価。自分が良ければそれでよし。
 ユースクルーは周りの評価。モッシュピットとかさ。
 でもCUT BACKはモッシュをあおったりしないから。CUT BACKはモッシュ起きないから。
 ようはコスプレじゃないから、ライフスタイルも変わらないから。マイクの持ち方も変わらないけど。
 逆にユースクルーのファンがまったく来ないけどね。
 だからユースクルーではないわ(笑)
LIVEAGE : 昨日は昔からのヒグさんファンばっかでしたね。
  でも、最近、ENDZWECKと安藤さんを中心にユースクルーやニュースクールやエモ、D.I.Y.のシーンが混ざりあいはじめましたよね!
<<あとがき>>
  札幌からヒグさん率いるCUT BACKが来てライブをする。多くの90年代のハードコアに熱中した人は札幌のEMOと言えば”NEXT STYLE”だった。その前後には多くのバンドが北海道からやってきた。bloodthirsty butchers、eastern youth、GOD’S GUTS、NAHT、キウイロール、、、彼らは東京に移り住み、東京のバンドと混じりあい伝説を作った。
  でもヒグさんは札幌に残り美容師をしながら札幌のEMO/ハードコアを発展させていった。今回のインタビューで札幌、北海道の特異な音楽事情の謎が少しは解けたのではないでしょうか。
  そして、いつまでたっても、私たちエモファンにとって、札幌をレペゼンする激情EMOハードコアヒーローはヒグさんだ。ヒグさんのこれからの音楽にも注目していきたいし、札幌行ったら、fog&ritesでクリーンカットしてもらう。
今後も我々音楽ファン、エモファンは北海道という場所からも目が離せないのだ。
unisex hairmake F.A.R(Fog And Rites)
 札幌市中央区円山西町9丁目5-9
 TEL : 011-303-2134
 AM8:00〜PM8:00Last
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