LIVEAGE : WISE UPのライブ、僕、観れて無くて、南大沢文化会館で解散ライブしたじゃないですか。ENVYとかでて。石浦さん(BURST YOUR NOISE)が仕切って。まだ大学一年生だったから、事の重要さに気づいてなかったすね。
LIVEAGE : 東京来たときにSWIPEと対バンしているじゃないですか?
ヒグさん : SWIPEがショックだったのは。ああいうスタジオでライブっていうのもない時代だったんで。
俺は元々、高いステージでやるのはなぜか違和感があって。フラットでやるってのに快感を覚えたんだよね。
結局ネモジュンとかがやってたことに周りがショックを受けて。凄く厳格な感じでさ。
打ち上げとか公園でやるんじゃないかなと思ってて。「各自、水で」とか言って(笑)
俺らの周りにはギャルとかもいたからさー、ネモジュンが「タバコとか駄目だと思います。」とか言ったらどうしようって。
だから俺たちもポリティカルなふりしてね(笑)
LIVEAGE : ネモジュンさんはインテリだったですからね。早稲田だったし。Heart Attack(ebullition recordsのファンジン)とかをちゃんと英語で読めてる人ですからね。知的な感じ。いつもタイトなブラックジーンズ履いて。
ヒグさん : そのSWIPEとのスタジオライブの時、ウオ(FIXED, OSRUM)が俺らを迎えに来てくれたんだけどホットパンツだったからね(笑) うちらはとっさに「東大君」って謎なあだ名付けたよ。
俺、その後にアメリカに行くんだけど、そこで悩んでいたスタイルが解決されてさ。
俺って”ちゃらんぽらん”な性格なんだよ。その全てをぶち消してくれたのがサンディエゴなんだよ。
で、アメリカから戻ってきたら、SWIPEがゼアイズになっていて。
アメリカではTRISTEZAやKILL HOLIDAY, JEJUNEとかのメンバーが住んでいた家に泊まって。
札幌のソウルアメリアレコードの奴が紹介してくれて。
でもサンディエゴ空港着いても誰も迎えにこなくて焦ったけど、
結局、BETA MINUS MECHANICの女の人が迎えに来てくれて。
「日本から来たヒグ」って色んな人に紹介してくれて。
UNBROKENのベースとか。でUNBROKENのベースが後ろ振り返ったらモリッシーのパッチが背中に張ってあって。
で、ライブとかみにいって、Ink & Daggerとか観た。
で、ディスコに行くと
「あれ、ヒグ分かる?」「JEJUNEのボーカルだよ!」
「あれ、STATUEのボーカル!」「あれ、ジョン“スピード”レイスだよ!」とか。
LIVEAGE : 英語できたんすか?
ヒグさん : みんな「ボディランゲージで大丈夫でしょ?」って。
でも全然通じなくて、一ヶ月目でもう限界かなって。
でも2ヶ月いたな。
CRIMSON CURSEとかも見て。
みんなタバコとか酒やるし。それでいろいろ解決した。
もどったらゼアイズがサンディエゴスタイルになってて。