徹底的に痛めつけろ!HARM DONE(フランス)来日初日!鶯谷What’s UPレポート!

HARM DONE

3番バンド目 HARM DONE
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HARM DONE

ちょっと心配でもあった。それほど、LOW VISION, SHUT YOUR MOUTHのバンドは激烈であった。このHARM DONEの筋肉量で彼らと並ぶようなライブができるだろうか。
しかし、HARM DONEが衣服を脱ぎ始め、そのタイトな肉体を披露し、ドラムが一音を発したとき、その心配は吹き飛んだ。
とにかくドラムが激烈にパワーがある。かつタイト。パワーがありすぎて、バスドラがどんどん移動してしまう。のでアンプでそれを固定した。
ボーカルは男前である。髪型はネイビーカットで前髪をすこし垂らすかんじのYOUTH CREW系のイイ男系である。このボーカルがあまりMCをせず、観客をすこし突き放しながら、とにかく激烈なサウンドをひたすら演奏する。そう、彼らは徹底的に我々を痛めつけるためにフランスからやってきたのである。容赦はない。ブリブリのベース、適度にメタリックなギター。演奏力は申し分ない。
サウンドは冒頭に述べたようにカテゴライズが非常に難しい激烈なハードコアである。ニュースクルールからYOUTH CREWをミックスし、ブラストビートからモッシュパートまであり、最新型のサウンドと言えるであろう。このサウンドについてはインタビューがあるので参考にしてほしい。
ボーカルの手袋からはBOSTON HARDCOREの暴力性を感じるなとおもっていたら、アンコールでSSDのカバー。やはり。
想像していたような大きな筋肉量ではなかったが非常に引き締まった身体。そしてその激烈なサウンドは想像以上であった。
会場のモッシャー達もここぞとばかりに暴れまくる。そう、この汗と血を我々は求めてライブに来るのである。

バンドのマーチャンダイズの素晴らしく格好いいものだったので、これは売れるとおもう。ツアーの成功を祈る。

ツアー日程は上記のフライヤーで確認してほしい。

HARM DONEのPV (雰囲気伝わります):

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