ギャレット・クラン(Texas Is The Reason) 来日直前インタビュー!!

Garrett Klahn

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NEW RISING SONSについて
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ーーサウンドはかなりイギリス的というかThe VerveやOASISのようなブリット・ポップの影響を感じます。実際はどういった音楽を目指していたのでしょうか。

ギャレット:僕らは完全にロックンロールバンドだったね。レコーディングしたアルバムが一度もリリースされることがなかったのが残念だよ。すごく良い曲が入ってたんだけどね。ネットで出回ってるから聞いてみてよ。

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SOLEAについて
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ーーSamiamのSergieとのバンドでしたが、彼の曲に歌詞をつけて歌うのはどうでしたか?

ギャレット:Sergieとは1994年、SamiamのヨーロッパツアーのメインサポートをTITRが務めた時に知り合ったんだ。あの時が自分たちにとっては初めての海外ツアーで、僕らはみんなSamiamが大好きだった。Sergieとは音楽の趣味も近いこともありすぐに仲良くなったんだ。そしていつかバンドを一緒にやりたいねとずっと話していた。TITRが一度解散したとき、Samiamも解散していて、ついにそのタイミングが来たんだ。Soleaを結成した最初の目的は、ただツアーをやって楽しむこと。まさに僕らがSoleaとしてやったことだね。

ーーSOLEAで来日していますが、なにか日本でのライブで思い出す事があったらお教えください。

ギャレット:Soleaとして2度も日本に来日できたのは幸運すぎるぐらいだったよ。いい思い出ばっかりだね。1つはちょうど桜の時期のツアーで、とても美しかった。たくさんの人に歓迎してもらえたし、全公演素晴らしかったね。

Garrett Klahn

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Soloについて
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ーーソロはWilcoのような現代的なフォーク・ロック的なサウンドを感じます。
どういった音楽や事にインスパイアされてソロの楽曲は作られているのでしょうか。

ギャレット:何よりも自分自身の人生を生きていることが、僕のソロプロジェクトに大きな影響を与えていると思う。かれこれ25年間、僕はずっとツアーを回り、音楽をリリースしてきたんだけど、それをすべてこのアルバムに詰め込んだって感じだ。僕の音楽的テイストはほとんど変わってなくて、常にソウルが感じられる音が好きなんだ。Chet Bakerだったり、Dinosaur Jrだったり、The Smithsだったり、Cat Powerだったりね。

ーー今回一緒に日本ツアーを回るAndrew Parey(The Static Age)とThe Lion and The Wolfとはどういった関係なのでしょうか。一言紹介もおねがいします。

ギャレット:Andrewはヨーロッパの共通のブッキング会社を通じて知り合ったんだ。アメリカでも何個か一緒にいいショーをプレイしたことがあるんだ。まだTLATW (The Lion and the Wold) とはまだ会えていないんだけど、彼らと一緒に日本を体験できることをすごく楽しみにしてるよ。

ーー今回RISE Recordsからのリリースのきっかけはどのような経緯ですか?Revelation Recordsからのリリースは考えなかったのですか?

ギャレット:実は2012年にRiseからリリースのオファーをもらっていたんだけど、その時は一度断ったんだ。そのあと2014年にまた彼らが連絡をくれ、僕が求めていた条件にぴったりだったから彼らのオファーに応じたんだ。彼らは音楽の力を信じているし、世界中にリーチできる力を持っているしね。

ーーTexas is the reasonの再結成ツアーの後にバンド形式ではなくソロを選んだ理由はなぜですか?

ギャレット:2013年の再結成ツアー以降、TITRを続けることは予定していなかった。当時、僕は自分のソロプロジェクトに集中することが何より一番だった。だから小さなカバンに荷物を詰め込んで、プレイできる場所ならどんな場所でもと、1年間アコースティックの演奏をしてまわったんだ。もうそろそろかなと思った時期に、スタジオに入って全部レコーディングした。ソロアルバムには自分がやりたかったことがすべて詰め込まれてると思うよ。濃厚で、色鮮やかで、たくさんのもので満ち溢れたアルバムだ。

ーー日本で行ってみたい場所や楽しみにしていることがあれば教えてください。

ギャレット:やりたいこと、見たいことだらけだよ!

ーー日本には熱狂的なTexas Is The Reasonのファンとそのフォロワーのバンドが大勢います。彼らに一言お願いします。

ギャレット:日本のファンに言いたいこと。信じてくれてありがとう。

ーー最後にTexas Is The Reasonがまたパーマネントに再結成して活動するということはありえますか?

ギャレット:「Never」という言葉は絶対に使っちゃいけないと学んだよ。それを言うには人生は短すぎる。

ーーインタビューに答えてくれて本当に感謝しています。ありがとうございました!
日本で会えるのを、楽しみにしています!

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