LIVEAGE: 鶯谷What’s UPを拠点に活動しているけど、それはどういう理由から?俺もしょっちゅう行ってるけど。
タケ:自転車で行ける距離で地元という理由と、オーストラリアではパブでライブを観ていたのですがそのスタイルに鶯谷What’s Upが近かった事で拠点にしています。あとオーストラリアに住んでいた時よく通っていたPAINT IT BLACKというレコードショップ(現 BLACK WIRE RECORDS)のオーナーのTOMに勧められた日本のバンドの音源がLOVEMENとTHE URCHINでした。日本にもこんなにかっこいいバンドがいるんだ!と感動して日本に戻ったら地元でその二人が店やってるんですからね。大げさかもしれませんが自分は運命だと思いましたし遊び場にするっきゃないですよね。鶯谷What’s Upには自分も平日呑みに行ってます。少なくとも週1でワッツアップのスパイシーミートピザを食べてるかもしれません。ピザとハイネンケンのコンボは最高です!
あさい:オレからしてみるとchippendaleが始まった場所っていう感じがあって、MIDDLEとのスプリットもリリースしたし、特別な場所のように思う。
ゆうき:自分が加入したときはWhat’s Upで練習してたしレコーディングとかもしたし特別な場所ですね。
LIVEAGE: 今回のアルバムではNO IDEAのバンドやHOT WATER MUSIC, UKのLEATHERFACEを基盤にシューゲイザー的なサウンドを大胆に取り入れたよね。パンクバンドとしてはどういったバンドが基本にある?
タケ:矢田さんが挙げてるバンドは勿論ですが地元のMIDDLEの影響が大きいです。メンバーがやっていたLOVEMEN、LONGBALL TO NO-ONE、LIFE INDICATOR、INTERNATIONAL JET SETのどれよりも遥かに激しくなって爆音で男臭さくてエモーショナルな音をやっているのでとても刺激になります。それに人間的にも。シューゲイザーサウンドを入れたのはゆうきくんが居たのでやってみたらかっこいいんじゃないかなって思ってやってもらったら思いのほか良かったので取り入れました。
えれくとりっく:自分の基本になっているのがDOOMやSTONERで、そういったバンドや人のベースサウンドやフレーズを元にしているからパンクバンドとしてはというのは分からないかな(笑)
ゆうき:バンドとしてはやっぱり90’s UKパンクシーンのバンドが基本になるんじゃないですかね?自分はMidway StillやDriveとか好きです。
LIVEAGE: シューゲイザー的なバンド、例えば、swervedriverな感じが強いけど、My Bloody ValentineとかRIDE, jesus & mary chainなどの有名どころも好きなのかな。どういったシューゲーザーサウンドが好き?
タケ:自分が無職だった時期、ゆうきくんとよく釣りに行っていたんですが彼がふと朝日が昇る時間に聴かせてくれたswervedriverとrevolverがとても印象的だったので今でも好きです。最近だとEpitaphがリリースしたTeenage Wristがかっこよくて聴いてます。
えれくとりっく:有名どころだとCHAPTER HOUSE、SLOWDIVEとかドリームポップって呼ばれるのかな?My Bloody Valentineに関してはビリンダが女性としてタイプですね。
あさい:スローテンポで芯のあるサウンドはいい。swervedriverやRIDEにもそういう音あるね。
ゆうき:Slowdiveのようなサウンドが好きですね。あとはUSのSwirliesが好きです。