2. THE NRUKURI (from 奄美大島)
2バンド目には奄美大島からTHE NRUKURI。
imakinn recordsがWE INSIST!を呼んだ時にsns経由で知り合い活動に興味を持ったようで東京のTHIRTY JOYやCAR10などを呼び今年の2/26,27にimakinn recordsと奄美大島で共同企画を行ったバンド。
まさに現代だな!と思うこういう繋がり方はもっと増えてもいいんじゃないかなと思っている。
昔のようにレコード屋に足蹴なく新譜コーナーを眺め、中古コーナーをディグることが少なくなってyoutubeやbandcamp, Spotifyなどのネットサービスで取捨選択出来てしまう現代だからこそ興味を持ったものに気軽に反応して、こういった面白い企画が生まれる流れがもっとできれば嬉しい。
音楽的にもいい意味でアンダーグランドに侵食されておらずASIAN KUNG-FU GENERATION,The band apartのようなキャッチーで繊細なメロディーにとてもロックバンドが格好良かった頃の90年代JロックのZEPPET STOREのようなオルタナ感があって逆にとても新鮮で格好いいなーと素直に感じた。
3. CHINESE FOOTBALL
3バンド目にトリのchinese football。
俺が虜になったきっかけの「400米」からスタート。繊細なギターの絡みにボーカルの掛け合いが非常に美しい。
やはり序盤は少しぎこちなさのようなものも感じたが後半になるにつれて演奏は噛み合っていき想像以上に素晴らしいものが見れた。
個人的に本当に大好きなバンドが来日した時は可能な限り初日とラストを観れるようにしてるんだけどchinese footballもツアーラストをどうしても観に行きたくなるぐらいに素晴らしいライブバンドだったなと思う。
Gu/Voの除波氏は現在日本に語学留学中ということもありある程度日本語でMCもこなしていたけれど、他のメンバーは特別日本語は得意ではない様子。
そんな中ベースのメンバーが紙に日本語でのMCを書いてきたものを一生懸命客に伝わるように丁寧に観客に向けて読み伝える。
結構こういうのって勇気がいるものだと思うしメンバーそれぞれが日本のオーディエンスと交流しようという思いが伝わってきてなんだかとても嬉しい気持ちになる。
バンド名からも察しがつくように「American Football」のような美メロエモの楽曲も多いが「toe」,「From Monument to Masses」のようなインスト/マスロックの要素もあってライブが全然飽きない。
SDカードの容量が心配だったけどなんとか1曲「守门员(goalkeeper)」という曲をyoutubeにアップしたので是非観て観に行ける公演に足を運んで欲しい。
#1 守门员(goalkeeper) 小岩bushbash
#2 電動少女(electric girl) 下北沢three