SOUL ASYLUM “デイブ・パーナー”インタビュー!!!80年代ミネアポリスPUNKシーンを紐解く鍵がここに!

SOUL ASYLUM

Text by Yoshinobu Yada
Translation by Ryuzou Uehara
Photo by Katsuki Mitsuhashi

このインタビューの話が決まってから、プレッシャーとの戦いがはじまった。
グラミーアーティストで自分にとってのPUNK ROCKヒーロー。そんな彼にちゃんとインタビューできるか。
20年間の想いをきちんと伝えることができるのか。
プレッシャーでカフェインが必要になり、レッドブルを飲み過ぎ、下痢になり。。。

そして、とうとう当日を迎えた。
インタビューは5時40分からであったが、会場には3時に着き、通訳の竜ちゃん(大学の友人で帰国子女、SOUL ASYLUMファン)とインタビューの英訳文の最終確認などを行った。

そして、5時50分を回ったころ、リハを終えたデイブ・パーナーがインタビュールームにやってきた。
背は高い。185cmはある。体格は絞られている。
顔や髪型は昔とほとんど変わっていない。シワはふえたが、それがまた漢の渋みを感じさせ、オーラーに圧倒された。
ファッションも黒Tシャツに紺のシャツを羽織っているだけ。ライブもその格好でやっていた。
このシンプルな男はその存在感だけで、「本物」を感じさせてくれた。

デイブは入ってくるなり、私の”UNCLE TUPELO(現WILCO)”のTシャツに気づき、「良いの着てるね!」といってくれた。
私が「バンドをやっているのだが、今日は、CDを持ってくるのを忘れてしまった。」と伝えると「それはビッグなチャンスを逃したな!(笑)」といって笑ってくれた。

デイブは我々に優しく対応してくれた。

それではインタビューをFucking Go!!!

LIVEAGE :はじめまして、LIVEAGEのYoshiと通訳のRyuと写真家のKatsukiと言います。
よろしくおねがいします!

デイブ : 来てくれてありがとう。

LIVEAGE : 21年ぶりの来日ですね!久しぶりの日本はどうですか?

デイブ : そんなに時間がたったかって、信じられないよ。昨日のように思えるけど時間は早く過ぎて行くものだ。でも気分はすごくいいよ。なんでこんなにも時間が経ったのか理解できないけど、もっと頻繁に帰って来たいよ。とても楽しいよ。

LIVEAGE : 私達のメディアはPUNK的なものをとりあつかっているので、PUNKファンがあなたに聞きたがっている質問が多くなります。まず、Soul Asylumは結成してからまもなく、The ReplacementsやThe Suicide CommandosのいるTwin Tone Recordsと契約しますよね。契約したときの気分はどうでしたか?

デイブ : 学生の時The SuburbsというTwin Tone Records所属のバンドがいたんだよ。その他にいっぱいバンドが所属していて自分にしてみればTwin Tone Recordsと契約出来るなんて思っていなかったから・・・
当時、Twin Tone Recordsと契約出来るというのは自分にとってはこれ以上無いすごい事だった。
Twin Tone Recordsと契約出来た時、これ以上の事は無いなと思ったんだよ。
契約当時、ウィスコンシンのマディソンというとこにいてThe Suicide Commandosのクリスとマネージャーのデイヴもそこで働き始めていて、その場所は小さいレコードショップがあってレーベルの人もそこで小銭稼ぎをしていたり、小さいコミュニティーの中で、クリスやポール(おそらくポール・ウェスターバーグ) 、ピート(REPLACEMENTSのマネージャーでTwin Tone Recordsを立ち上げた1人)もいて、HUSKER DUも廊下の先に事務所を構えていたり小さかったけど隣人みたいな感じでとても楽しかったよ。

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デイブ・パーナー

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