4. ilill
今回のツアー日本代表のilill。
メンバーが19,20歳そこそこの若い人たちがやってるバンド。
今回の招聘者 Cut The Tensionが今年呼んだforests来日初日新宿ヒルバレースタジオ以来、見るのは多分2回目だったのでだいぶ音像を追うことができた。
前回もうっすら思ってたんだけどこのバンドは2013年に日本ツアーを行ったイギリスのHuman Handsと招聘した日本のAstheniaをうまい分量で混ぜ合わせたような楽曲とセンスを感じるんだよな。
Human Handsに感じる淡々としたなかにあるグットメロディーにAstheniaにある情緒と激しさが見え隠れするような。
この若さでこのセンスはもう嫉妬でしかない。
残念ながら今回のツアーでベースが仕事でドイツに行ってしまうとのことで活動は止まるとのこと。
うっかりここまで読んでしまった人がいたらまだ間に合うかもしれないので吉祥寺warpに向かうことをお勧めします。
5. i hate sex
今回の大本命,i hate sex!
来日が決まってtwitterで流れてくるURLをクリックしてCircle Thinkingという作品に出会ったんだけどこれが本当に格好良くて。
女性Voの激情ハードコアといえばanomie, Assistant, my preciousなんかを連想するけどそういった激しさにPerfect Pussyのような無邪気さがあってとにかく見ていて最高に気持ちが上がる楽曲にライブだった。身長150cm位の女子が力一杯絶叫してる姿も素晴らしく格好良い。
San Franciscoを演奏しているときはI have a hurtのVoにマイクを向けて2人で絶叫。最高。
6. shirokuma
最後は最近Suis La Luneとsplitをリリースしたスウェーデンのshirokuma。
このバンドも名前が日本人にはインパクト強い。
北欧のバンドだけあってSuis La LuneはもちろんSnörasのような雰囲気を感じれる楽曲。
i hate sexにも感じたことだけどこの2バンドは悲壮感の中に何か光が見えるような高揚感を感じれるんだよな。パフォーマンスを含めて。
ライブはとにかくVoが動く動く。曲調もどちらかといえばポジティブさを感じる展開が多いので見ていてとても爽快な気分になれる。
ライブを見てすごく好きになった。家に帰って色々と聞き直している。
最初の方は客も10人前後でもったいないな〜と思っていたけど終わるころには2,3倍の集客にはなったのかな。
社会人には平日ライブを見に行くのはなかなか難易度が高いとは思うけど見ないで後悔はしたくないのでなんとか機会を作ってこれからも良いライブは見に行こうと思う。
しかしiphoneで適当に撮ってる写真だとイマイチだな。説得力もかけるし臨場感も伝わらない。
これを機にいいカメラ買おうか検討中。
最後まで読んでしまったあなた。これが最後のチャンスなので見に行ける人は是非、吉祥寺warpに足を向けてください。