2014年にDEPARTURES, YOU’LL LIVE (ex-You Blew It!)。
2015年にBlind Girls, Years Passing(Suis La Lune / Sore Eyelids)。
2016年にForests。
ここ数年海外の素晴らしいエモ、ハードコアバンドを招聘し続けているCut The Tensionがこの夏Sweden、Canadaの若手激情ハードコア2バンドを招聘。
これまた日本で今注目されている若手激情バンドilillと3バンドで9箇所の国内ツアーを実施中。
そのセミファイナル公演を西荻窪FLATに仕事帰りに見に行ってきた。
冒頭から書いてしまうけどツアーを行っている3バンド、すさまじいほどに熱量の高いライブをやっていて見ている俺も血が滾る感覚になった。
素晴らしいライブだったので20016/8/27の夕方までにここを見ている人はもうこの記事を読むのはやめて、本日の吉祥寺公演(最終日)に向かった方がいい。スタートは18時から。きっと間に合う。
西荻公演の開始時間は18:30。今勤めている会社はフレックス制度があるので間に合うように1時間前で上がれるように出勤。
定時きっかりに上がれば間に合ったんだけど作業の進捗うんぬんで30分近くうだうだ仕事を長引かせてしまい結局最初のバンド年貢の開始に間に合わず。
俺はまだ融通の利く方だと思うけど一般的な社会人が平日18時台開始のライブを最初から見に行くのは厳しいものですね。。
1.年貢
はい、結局到着したのは18:50近く。年貢見れるかな〜、とハラハラしてたけど2,3曲は見ることできました。
日本人のはずなのにバンド名とかに「年貢」みたいな感じでこられるとどうしても違和感を感じてしまうのは何故なんだろう。
他にも「若者」ってバンドが最近いるらしいのでそれもとても気になっている。
昔は「断食」とか「前方後円墳」みたいなバンドもいたんだけどね。両方とても格好良かった!
年貢もバンド名が漢字なだけあってインパクトが強かったので前からずっと気にはなっていたバンド。
バンドメンバーも他で激情ハードコアのバンド等々やってる(今調べて知ったんだけどベースはsansvisage, peelingwardsをやってる人だった)と聞いていたので激情ハードコアとかエモバンドなのかな〜と思っていたけどだいぶ印象が違っていた。
硬質なマスロック?とでも言えば合ってるかな。Tera Melosほどテクニカルなリフがあるわけでもなくてどっちかといえば真っ直ぐ直球な音。
野球で言えば前田健太のように見えるけどよく見たら大谷翔平だったみたいな。
初めて見たということもあり、これ以上巧い感想を書けないのでまた近いうちにライブを見に行ってみたいなと思う。
2. JIV
やはり金曜日とはいえ平日の早い時間だけあって周囲を見渡しても若い子たちばかり、話し相手もあまりいなかったのでドリンク販売で忙しそうなFLATスタッフ タマン君(5000,tree)に「年貢って音を例えるならどんなバンドなんだろうね」とか面倒な質問を投げかけながら次のバンドを待つ。
肝心のJIVはMCでも「普段は一緒にやらないようなメンツ」的なことを言っていて今日のバンドカラーとは少し違う音。
直感で思ったのはmy vitriolのようなukロックの雰囲気にペンパルズのような日本のロックバンドの要素が上手く合わさったような。
全体的には抑揚を抑えた渋目のSNUFFY SMILES系を感じるメロディがあるロックバンド。
3. I have a hurt
前に見たのはおそらく2,3年前の吉祥寺warpでのオールナイトイベント以来。見るたびにメンバーが変わっているI have a hurt。Guがまた女性になっていた。
間隔が開いた状態で見ることが多いので毎回違う印象を持つんだけどこの日はraein,daitroのようなヨーロッパの激情ハードコアの要素にとても日本的なロックな音が芯にあるように感じれた。
激情ハードコアでこういった雰囲気を出せてるバンドってそんなにいない印象なのでとても不思議な感覚でとても面白くて格好良い。
i hate sexの大ファンとのことでCircle ThinkingからSan Franciscoをカバー。
本家よりもクオリティーの高い演奏で思わず笑ってしまった。愛を感じたので大成功でしょう。