LIVEAGE : 最後のファッション的な質問です。ヒグさんといえば、お洒落な腕の入れ墨だと思うのですが。入れ墨はいつ頃いれはじめたんですか？

ヒグさん : 18歳の時、札幌にあまり彫師がいなくて横浜から彫師を呼ぶことになって、KOちゃん(SLANG)が「おまえんち泊めてやってくれないか？」って。
その人が泊めたお礼に「いいよ、わるいからサービスでいれてあげるよ」って。「パン買ってあげるよ？」みたいなノリで。

LIVEAGE : (笑)。なにを入れるか決めてたんですか？

ヒグさん : ぜんぜん。

LIVEAGE : なにを入れたんですが？

ヒグさん : 梵字を肩に。あとで調べたら自分の年じゃない梵字だったんだよね(笑)。

LIVEAGE : (笑)。腕に入ってるのってアメリカンスタイルですよね？和彫りじゃないですよね？

ヒグさん : トラッドだよね。

ヒグさん : 本職じゃないからね。和彫りじゃないよね。周りには本職でもなくても七分袖でいれてる人もいるけど、美容師で七分袖はまずいよね。そこまでいったら、昔のネモジュン(SWIPE～There is～Z)みたいに「わかんないわ！このスタイル！」ってなるからね(笑)

LIVEAGE : ネモジュンさんスタイル！(笑)

ヒグさん : 札幌では元々和彫りの名門の人がトラッドを勉強しはじめて。そこに通うようになってウトウトしていたら「サービスでこれいれといたからっ！」って気付いたらドクロがはいってたみたいな。

LIVEAGE : (笑)。東京からカットにくるハードコアの人もいると聞きますが。LIVEAGE読んでカットに行った人に特典とかないですか

ヒグさん : チューでもなんでもしてあげるよ！

ヒグさん : Fog&Ritesが完成したときに「かっこよすぎない？」って話になって。「分かる人に人にしかわからないね」「飾ってるのGORILLA BISCUITSの当時のヨーロピアンツアーの本物のポスターだよ！」「しかも破れてるよ！」「だけど、やばくない？」って「ちょっとまて、これ分かる人ってそんなにいなくない？」って。

LIVEAGE : 分かる人、札幌だと30人～40人くらいですかね？

ヒグさん : そんないないよ！そんだけいたら、ライブの動員ふえてるよ！でも「分かる人にわかればいいか〜！」って。
東京でやったら人来ると思う。パイが違うから。
昔はライブとか見に来る人が東京からきて、CAOSに来てくれたり。

LIVEAGE : ハードコアに入門したての人って来たりします？右も左もわからないような18歳くらいの子とか。

ヒグさん : 昔はけっこういたね。メロコアを聴いてたのが、だんだんおかしくなってくみたいな。そういう洗脳は俺、うまいからね(笑)。

LIVEAGE : LIVEAGEをお読みの皆さん！　ハードコア/PUNK/EMOカットを日本一知っているのは、やはり札幌のヒグさん！札幌観光や札幌ハードコアを観に行く時にFog&Ritesにいってカットしてもらいましょう！　住所と電話番号は下記です。
次回はヒグさんに札幌ハードコアパンクにどう、ヒグさんが関わっていき、NEXT STYLE~BLACK FILM DANCE~THE SUN~CUTBACKとなっていくかの音楽話を掲載します。震えて待ってて下さい！

unisex hairmake F.A.R（Fog And Rites）
札幌市中央区円山西町9丁目5-9
TEL : 011-303-2134
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