昔からバンドを紹介するときに「次にくるのはこいつら!」みたいな言い回しが用いられますが、今、PROMPTSほどそれが合うバンドはほかにいないでしょう。
2012年に東京で結成、現在は韓国人も含む4人組(+サポートメンバー)で活動するPROMPTS。多くのバンドがコロナ禍で活動の制限を余儀なくされるなか、全国ヘッドラインツアーや代官山UNITでのワンマン公演を行い、地力を蓄えつつ実績を積んでいきます。そして2023年にはアメリカからSTRAY FROM THE PATHの来日公演を企画するほか、SATANIC CARNIVAL 2023に出演し幕張メッセのステージに立つ等で、一気にバンドとして飛躍。そして今年1月にはオーストラリアツアーを成功させたところです。
そんな彼らは今回、ALPHA WOLFやCASEY、MAKE THEM SUFFER等が在籍するオーストラリアの名門、Greyscale Recordsと契約。そして契約第一弾となるシングル“Sun Eater”をリリースしました。Greyscale Recordsが日本のバンドと契約するのは、やはり現在世界に飛び立っているPaledusk以来となります。
従前の圧殺寸前の音圧と地鳴りの如き重厚なリフ、耳を引っ掻くような不協和音はそのままに、ブレイクビーツやポストメタル/シューゲイザーにも通じるアトモスフェリックなパートを導入。3分強という短さのなかに、新しい挑戦を破綻することなく取り入れた、バンドの覚悟と意気込みがビンビンに伝わる1曲に仕上がっています。Djentやデスコア、ニューメタルコアと共振する部分はあれど、すでに飽和状態に近いそれらとは別ベクトルの独自進化を遂げようとしていることが、ハッキリとわかるはず。
この“Sun Eater”を引っさげ、3月に「PROMPTS Rite of Passage Tour 2024」と題した東名阪ツアーを行うPROMPTS。全公演にKNOSIS、タイ出身のANNALYNNが帯同するほか、東京公演のみ同じくタイのDEFYING DECAYが出演予定。
PROMPTSは昨年夏にkokeshiとの2マンで見ましたが、やはり大舞台で万単位のオーディエンスを相手にしたバンドならではのスケール感というか、堂々たるパフォーマンスがものすごく印象的でした。今後、数百人規模の会場で見る機会がどんどん減っていく可能性がありますが、それを抜きにしても、これからのし上がっていくであろうバンドを見るの、めちゃめちゃ楽しいんですよね。そういう意味でも、PROMPTSは今見ておかなければならないバンドであり、どんどんデカくなっていくのを目撃すべきバンドだと言えます。
東名阪ツアーのチケットは、すでにプレイガイドにて発売中。“Sun Eater”発表後すぐにチケットを取ったという人も多数いるそうなので、迷っている間に逃すことのないよう、早めにチケットを押さえておきましょう。
<Tour Info>
PROMPTS Rite of Passage Tour 2024
2024/3/18(月) :大阪 心斎橋 CLAPPER
プレイガイドURL:https://eplus.jp/sf/detail/4030390001-P0030001P021001?P1=1221
2024/3/19(火) :愛知 栄 R.A.D
プレイガイドURL:https://eplus.jp/sf/detail/4033570001-P0030001P021001?P1=1221
2024/3/20(水祝):東京 渋谷 club asia
プレイガイドURL:https://eplus.jp/sf/detail/4031220001-P0030001P021001?P1=1221
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