text & photo by Takumi Shouji
nine days wonderが初期メンバー(齋藤健介、羽田剛、川崎昭)で15年ぶりに復活。9月9日(金)新代田FEVERでワンマンライブを開催。
— ninedayswonder (@09092016_fever) 2016年3月9日
このツイートを目にした時リアルに会社PCのディスプレイを2度見してしまった。
俺がnine days wonderを初めて見たのは2002年2月15日の金曜日、以下のライブ。
<ENGINE DOWN JAPAN TOUR 2002>
前売り3000/当日 3300
OPEN 18:30/START 19:00
ENGINE DOWN(from Washington DC) / ENVY / nine days wonder
当時俺はenvyを知ったばかりでその界隈のバンドを買い漁り始めたばかり。
nine days wonderはenvyが収録されてるのを目当てに購入したNOVA RECORDINGSがリリースしている「Lucky Thirteen」というVAに入ってた「To You, I’m Tuning In」という曲のみしか知らない状態だった。
もうこの頃には初期メンバーの羽田さんは脱退しておりベースは田辺さん(ex-man friday)、他にギターに現在capoftekaをやっているテルさん(ex-100lots,Go Feeder)、キーボードに清田さん(mouse on the keys)が加入。2ndアルバムの編成になっていた。
唯一知っていた「To You, I’m Tuning In」はもちろん 「What I Need In Me」もこの頃はまだno knifeとのsplitのテイクに近い感じで速く爆発力があり最高に格好良かった。この日のライブで俺はnine days wonderのファンになる。
しかし人生うまくいかないことも多く直後に仕事で大阪転勤を食らってしまいライブを見れる機会がすごく少なくなってしまう。
それでも翌年行われるno knifeとのjapan tourなど大阪にnine day wonderが来た時は必ず見に行っていたんじゃないかな。
(no knife大阪公演の対バンはBEIRUT5とRADIO SHANGHAI)
その後はメンバーの脱退がありバンド編成での活動停止。。。
そんなバンドが再結成!しかも見たことのない初期編成での復活!ものすごく嬉しかった。
普段プレイガイドを使ってチケットを買うことなんて大きいフェスに行く時くらいしかないので少し戸惑いながらチケットを購入!
したと思ってたら抽選だったらしく当選メールが届いた時にびっくり。やっぱり俺と同じような気持ちだった人は多かったんですね。
落選した人は本当に無念だったろう。
そして待ちに待った当日。open/startは20:00/20:30。
チケットを買い損ねた友人にTシャツやディスコグラフィーCDの購入を頼まれていたのでちょっと早めの19:30頃にfeverに着く。
すぐにTシャツを確保しようとしたけどすでに結構売れてしまっていてサイズがあまりない状況だった。サイズや柄を友人に伝えなんとか数枚購入することに成功。
ふと物販の隣を見てみると事前に噂話は聞いていた懐かしい紙面のフリーペーパーを発見。
そうそれは「I Drink Milk No.19」、迷わず1部頂いた。家に帰ってNo.18と並べてみる。まさかこの続きを読む日が来るとは。。
最後にもらったのは2005年のLUNGFISH来日の時だからこのペーパーも11年ぶりの復活か。。この件も俺にとっては大事件だった。
これだけインターネットが生活に浸透している中、紙での発行に拘っている。そういうのも大事ですよね。
そしてまだ時間もあるのでnine days wonderのshowをより楽しむべく士気を高めに新代田feverの近くの飲み屋「えるえふる」へ。
予想通りに同くnine days wonderが大好きな人たちでとても賑わっていた。この店は気軽に一杯飲んでつまめる雰囲気が最高。
知人と談笑し程よく飲んでopen時間少し過ぎたくらいに会場へIN。
普段ライブを見に行く時は半分(いや70%くらいかも..)飲みに行くのが目的になってるんだけどチケットがソールドアウトしていることもあってドリンクカウンター前は長蛇の列。レポートのため写真も撮りたいので大人しく酒を諦め前線で待機。バンドがステージに上がってくるのが待ち遠しいなんて一体いつぶりなんだろうか。スタートから10分ちょっと過ぎてメンバーが登場。ライブが始まる。