単体で使うとまるで8bitサウンドとも言えるような音で使い所で悩みますが、この音の太さもまた味わいなのです。
しかしこんなイカした見た目なのですから欲しくなるのは仕方がない。
だから前段に歪みエフェクターを置き踏むと、あら不思議、MELVINSのような素敵サウンドが出来ます。
時代的な物なのだろうかSONIC YOUTH、MELVINS、KORN位しか使用していたバンドは僕は知らないが挙げたバンドはスタンダードな音は出していませんね(笑)
さて、ここから、使えないとされる名機(迷機)の使える?使い方としては前述の通り、前段に歪みを置きBLUEBOXで爆発させるという使い方が最も素晴らしいと思っています。
何故か?それはアンプをあまり選ばないからだ。アンプを持っている人で言えば元々が超強烈なサウンドが故、アンプが少々ヘタっていたとしても超強烈なサウンドが強烈になる位の違いしかないからだ。
次にアンプを持っていない人で言えば、どのアンプを使っても大体BLUEBOXの大味さが全てをノイズと共に包み込んでくれます。ある種プリアンプ的だとも言えます。
動画等では伝わらない部分がとても多いので文章で説明しますがディストーションと混ぜますと、それはそれは使い勝手の良い個性派歪みとなりますが、聴覚では捉える事が出来ないバイブの様な振動があります。
しかし音だけ聴くとローが嘘臭くも聴こえるので、これは諦めましょう。諦めて下さい。ただしギタリストとしての評価は一部からはきっと上がる事でしょう。
悲しい事に速弾き、タッピング等の技巧系プレイには異常な程ミスマッチだったという個人的感想もあります。
45年もこんな迷機を出し続け、後継機っぽいのを出したりするMXRは凄いですよ。45年前に発売されて今も現役しかも数年に一度VINTAGEタイプの復刻とか素敵奇跡完璧でしかありません。
筐体の違いで言えばLEDの有無やボックスロゴかスクリプトロゴ、塗装がツルツルかザラザラ、電源がピンジャックかセンターマイナス位しか違いはありません。
でも、そこに拘るのがロマンなんですよね!
一番に拘るべき部分と言えばボックスロゴかスクリプトロゴ
言うなればSUPREMEかPOLOか?!みたいな感じですね(笑)
MXRもバンドマン的にはストリートブランドですからね?