来日直前!UKの若手EMOメロディックの台風の目”HARKER”インタビュー!

Q6.HARKERは最初のシングル3枚で日本でも注目されはじめました。遠い島国で自分たちの音楽が聴かれてるのはどんな気分ですか?

マーク:日本の人たちが楽しんでくれてるなら本当に嬉しいよ。日本は今までツアーした中で最も遠い場所になるから、日本での観客がどんな人か、どんな反応をしてくれるか興味を持ってる。いつものツアーより初期の曲も幾つか演奏するよ!

Q7.いままでツアーした場所をお教えください。ツアーで印象的なエピーソードがあったらお教えください。

マーク:幸運にも僕等はたくさんの場所でプレイしてきた。ドイツ、オーストリア、ベルギー、オランダ、スウェーデン、チェコ、フランス。アメリカには演奏した事がないんだけど、行くにはタイミングを図らないと、と思う。いつかスペインやポルトガル、イタリアでもツアーしたいな。ツアー中に観光をするのは難しいけど、休みの日や早起きした時には幾つも素晴らしい景色を見てきたよ!オーストリアのグラーツでは街の中心にシュロスベルクという丘があって、頂上に登れば街中が見渡せる綺麗な景色が見えるよ!ドイツではたくさんのゴシックな教会が見れたし、ビールも美味しかった!

トニー:ドイツで演奏するのは大好きだ。国としても好きだけど、彼等がどれだけビール好きかって事もね。ライブハウスに着くなり車から機材の積み下ろしをする前に(!)プロモーターがビールを持ってきてくれる事が何度もあって嬉しかったな。

Q8.今のイギリスのメロディックやEMOのパンクシーンについて教えてください。

トニー:それはマークの方が僕より知ってるな。彼が詳しく話してくれるよ。好きなDIYバンドはPetrol GirlsとAstpaiだけどイギリス出身のバンドじゃないね!現在のUKで好きなバンドはDucking Punches、The Stayawakes、Crazy Arm。ファンタスティックなバンドで、良い友達だよ。

マーク:2000年代初期や中期ほどポピュラーじゃないとは思うけど、僕等の周りにはDucking Punches、Stayawakes、The Burnt Tapes、Cold Yearsといったメロディックパンクがいるよ。今はたくさんのバンドがもっとクロスオーバーな音楽性になってて、僕個人だとLower Slaughter、Kamikaze Girls & Apologies、I Have Noneが好みだ。バンドが多様化してサウンドにリアルな違いがあるって事は影響性があって良いね。まだHighlight、Manchester Punk Fest、Booze Cruiseのような音楽フェスティバルはあるし、そこでは、いつも多くのパンクロックのファンでいっぱいだよ!

Q9.どんな事を中心に歌っていますか?テーマみたいなものがあったらお教えください。

マーク:“No Discordance”での多くは非常に個人的な事だよ。精神的な消沈や僕の周りにいる人で同じように自身の内面に起因するような、大きな悩みでの性格を学んだりするのがアルバムのテーマなんだ。その前の音源、”A Lifetime Apart”に収録された曲の多くの歌詞も同じだね。現時点での新しい曲は、よりシリアスな人間性について、現在の政治的な事、それと幾つか僕が読んだり観たりした本や映画について歌ってる。聴く人の想いを引き上げる歌詞を書くのが好きなんだ、より書き手と聴き手の繋がりを近く感じられる形に作用するような。

Q10.曲を作る上で一番大切にしていることはなんでしょうか。

マーク:僕達が感じている事の全て。そう響けば幸せだし、素晴らしい事だ。そうじゃないなら、やり直しに戻るね。

トニー:ギターソロだよ!

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