エモリバイバルのオールスター!Dogs On Acid Japan tour 2016 final!

text & photo by Takumi Shouji
place 新代田 FEVER
day 2016/09/20(tue)

dogs on achidはワシントンDCとニューヨークの間にあるフィラデルフィアのエモバンド。
前身のAlgernon Cadwallader、Snowingはめちゃくちゃ大好きで何百回と繰り返し聴いてたくらいだったのでその2バンドのメンバーで新しいことをやってると知った時は歓喜したことを覚えている。しかもレベールはあのJADE TREE。

SnowingなんかはSENSELESS RECORDS、PEACE OF BREADをやっていた土屋さんにどこかのライブ会場の物販で「オススメないっすか」と聞いた時に「Algernon Cadwalladerみたいで格好良いよ!」と勧めて貰って買ったんだよな。おかげですごく良いバンドに出会えたのでとても感謝している。
SnowingのPump Fakeって曲の’7テイクは墓まで持って行きたいぐらいの名曲。

でも正直に言うと本当はこの公演を見に行くか迷ってたんですよね。
前身バンドの面影を期待してしまったこともありdogs on achidの音源を初めて聞いた時、想像していた音と違いすごく戸惑いを感じてしまって。
いや、前のバンドのことを考えなければUKテイストを感じるWEEZER直系90年emoですごく格好良い音なんだけど。

そんな感じで予定も詰まっていたこともあり行くかどうか決めかねているところ、当日は台風上陸の影響で天候が荒れて普段の自転車通勤が出来ずに電車移動、仕事も思ったより早く19時過ぎに終了、そして友人から一緒に見に行かないかとの誘いあり。
ここまで条件が揃っていて見なかったら後悔するのかも。。。と思い帰宅途中の井の頭線で決心し新代田駅に降り立ち会場に向かうことにした。

会場に入ったところ台風の影響もあったと思うがそれでも悪天候の中結構人も入っていた。
天候で来れなかった人は残念だったろうな。

着いた時間が遅かったのでCOMEBACK MY DAUGHTERSは残念ながら見れず。
Noshow、malegoatも中途半端な感じで見に来てしまったのでライブレビューは書けないかな〜と思い写真は撮らなかった。

そして最後に期待と不安が混じりながら見たdogs on achid。
噂ではライブが良い良いと聞いていたけどこれが衝撃的に格好良いライブバンド。
これは何かしら記事に残したい!と思い立ち今文字を打ち続けているところ。

Noshowは昔東京ALLと称してALLのコピーバンドから始まったバンドといったこともありとても聴き心地の良いメロディックハードコアバンド。
ボーカルはBACK DROP BOMBの人だったことをこの記事を書きながら知りビビる。他のメンバーもASPARAGUS, THUMBと豪華な構成。
HANG OUT(テレ東)世代でもあるのでど直球なメロディックハードコアはドストライク。思えば最近は全然ALLみたいなバンドは聞かなくなっていたけど今でもすごい格好良いと思える音。ライブでみると尚更だったので久しぶりにこの辺の音をまた掘り返してみようと思う。

malegoatも7年前にAlgernon CadwalladerとUS Tourを行っていることもあり懐かし目の曲が多くてとてもアガる。
Transparency,Osmosisとか古い曲もやるかなと期待したけどそれはさすがにやらず。アルバム「To Face The Music」から「Tidying」をやったところが俺の中でのハイライト。
feverくらいの広さで見るのも細かい音が諸々はっきり聞こえてよかったな。

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