Interview by Yoshinobu Yada(LIVEAGE)
Live Photo by Who are U?co.澪
Interview Photo by Takahashi(LIVEAGE)

約結成20年になる青春EMO PUNK ROCKのDANCE WITH ME。メンバーが久保さん(Vo/Ba)以外全員かわっても、変わらないそのサウンド。素晴らしい3rdアルバム”PUNKROCK STRUGGLE”をFIXING A HOLEからリリースした。その記念として中心人物であり、私の永遠の青春パンクヒーローの久保さんにインタビューを試みた！　DISK UNIONが発行しているFOLLOW UP!のインタビューと一緒に読んでもらえるとありがたい！

ーー久保さんはどんな子供でしたか？覚えているエピソードとかありますか？

久保：いや〜おとなしかったよね〜。うん、かなり。おとなしかったけどなんだろう「悔しい」という気持ちが常にあって。
ある日、プラモ屋にいった時に、なんか変なでかいやつにケンカ売られた事があって一回家に帰ったんだけど、武器持って戻って。もういなかったんだけど。今、思いだした！
「くそ〜」って気持ちはあって。一回やられたりするんだけど「ちくしょう！」と。そういう感じじゃないかな（笑）
でも、おとなしかった。映画が大好きで。
音楽はだから、小５でビートルズを最初に聴いて、80’ｓが流行りというか世代だったからダリル・ホールとかREOスピートワゴンとか。買ったね。

ーー渋いですね！80年代サウンド！

久保：それこそ、THE CLASH知る前にBIG AUDIO DYNAMITEが流行ってて、GENERATION X知る前にBILLY IDOLだったし。後から逆に驚いたよ。もともとみんなパンクなんだなって。
高校生の時に、まだタワーレコードとかないときに石丸電気で輸入盤のピストルズとガンズの1st買ったの、そっからだね。
結局ピストルズのほうを堀りさげて。ガンズも良かったけど（笑）

ーーそこから初めてライブにいったのは？

久保：吉祥寺のバウスシアターでSTAR CLUBだったね。

ーーおお、久保さん世代だとSTAR CLUB多いすね！BLEWの川瀬さんとか、THREE MINUTE MOVIEのナベさんとかもSTAR CLUBから入ったって言ってましたもん。

久保：ああ、そう。そんときの日本のパンクっていうのが知り得るのがそれで。で、メガネ割って（笑）　昔、レンズってガラスだったじゃん。
それで、ハードコアとかも行くようになった。GAUZEとか。
最初行ったのがDEATH SIDE。G.B.Hとか聴いていて、「ぴあ」で調べて。アンチノック。「今日、死ぬんじゃないか」って思った。記憶は曖昧なんだけど。
それこそ、法政の学館でLIP CREAMとBOREDOMSがあって。あれは凄く覚えてる。誰かが法政学館のアーカイブ書いてたの見て、「あ！17歳の時だ」って。