2023年はコロナ禍明けすぐだったせいか、まだ来日公演も手探り感がありましたが、2024年はなにもそこまで…というくらい各ジャンルのバンドが大挙して日本に押し寄せてきた感がありました。国内外問わず、ライブハウスも明らかに活性化しましたね。

そのおかげもあって、5月以降インタビューを9本（うち来日絡みが5本）やらせてもらいました。ほぼ月イチペースで、自分でもようやったなと思います。来日時の対面取材には、仕事で溜まっていた有給を消化する必要があったのも功を奏しました。取材を受けてくれたバンド、調整をしてくれたレーベルやプロモーター、質問のやり取りを細かく伝えてくれた通訳担当といった各位に、改めて感謝します。読んでくれた方々も、楽しんでもらえていたらうれしいです。

とはいえ自分としては、ちょっとインタビューに偏ってしまったかもしれない…という反省が若干あります。コロナ禍にあたる2020～2023年の間に、年イチくらいのペースで対談をやったんですが、そういったちょっと違う感じの記事が全然できなかった。というのも、インタビューは楽しいけど、時間がかかるんですよね。せっかく話を聞けるんだから通り一遍の質問はしたくないし、話してくれたことはちゃんとわかりやすく伝わるようにしたい…となると、だいぶ時間がかかっちゃうという。

対談も気軽にできて楽しいし、決めたテーマをいろんな視点で話し合うというのも、実は意義があると思います。ただインタビューにかまけていたせいで、後から「これで対談やったら面白かったかも」という案がぽっと出てきたりしました。なのでリリースにちなまなくても、何かテーマを決めて久しぶりに対談はやってみたいなと思っています。どこかに「これについて語らせろ」という人がいたらご連絡ください。

まぁ「やらなければならない」ことはないので、やれる範囲で、ゆるゆると好きなようにやらせていただこうかなと思います。たまにいただくんですが、ニュース掲載等のご相談事もお気軽にどうぞ。いいなと思ったらやります。

というわけで2025年もよろしくお願いします。